公開日 2014年1月2日 最終更新日 2021年4月3日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
不倫している夫に死ねばいいと思いながら悩む相談者は、
女との関係を解消してほしいと考えていますが、迷うのは
‘自分の行動が夫婦の修復につながるか‘
という葛藤です
目次
不倫夫に【憎い・見たくない・消えて欲しい】という感情がなければおかしい
それはよくわかりますし、気になるのは当然です
この葛藤をどうすれば消す事ができるのか
それは
‘修復‘
の定義を変える事です
修復を、
‘自分たち夫婦を問題のない関係にする‘
感覚で捉えがちです
そのイメージを変えるのです
どう変えるべきかといえば
‘問題が発生しても何とかできる関係にする‘
という事です
大事な事は、
‘夫婦に問題が起こる事を前提にする‘
という心構えです
問題を嫌がったり、避けていても起こる時は起こります
その都度、慌てふためいても身も心も持たないのです
‘修復‘
という言葉は非常に曖昧で自分勝手に定義できますが、そもそも夫婦という人間関係には
‘修復‘
という言葉はフィットしないのです
友人とか、仕事の人間関係がおかしくなって、その後回復した時は
‘修復‘
という言葉は使ってもおかしくない
しかし、夫婦は一時的ではなく、
‘一生を共にする覚悟の関係‘
です
夫婦は一時的ではなく、一生を共にする覚悟の関係
覚悟がいるということは、はっきり言って優しい言葉や感情だけでは乗り切れない
‘きれい事ではすまない関係‘
なのです
その関係に、
‘修復‘
という、ある意味美しい言葉だけでは違和感があるのです
もっと
‘憎い、見たくない、消えて欲しい、死ねばいい‘
これくらいの感情が出るのが夫婦なのです
それに気付いた相談者に、笑顔が増えている事を私は日々見ているのです
夫婦の一大事、それも夫の不倫なんて起こっている時には、
仲良くしたいという感情とは真逆の、負の感情が必要なのです
『夫婦にはマイナスの気持ちを持ってはいけないと思っていたけど、それを我慢していた自分が自分らしくない事に気付いた』
という感覚がいるのです
長い夫婦の間には、様々な感情が入り乱れる
長い夫婦の間には様々な感情が入り乱れるのは当然です
それは誰と結婚してもそうで、不倫した夫だけでなくても違う男と一緒になっても、
苦しい思いをする場面は出てくてもおかしくありません
そう思えば、喜怒哀楽の喜と楽で過ごせる人生はないのです
怒も哀も数多く経験するのが人生です
それを引き起こすのは、一緒に暮らしている夫の可能性は小さくないのです
まさしく夫の不倫は、そういう状況そのものです
そこに夫を信じるような思いや、上辺の安心を得ようとしていたらどうなるのかは火を見るよりも明らかです
夫は家庭や夫婦よりも、陰に隠れるブス女を優先しているのです
その夫に喜や楽だけで一緒に過ごせるはずがないのです
そういう状況を続けていて苦しむのは、夫ではなく自分だけです
夫婦がそんな関係でいいはずがない
そもそも
- 『この人となら一生頑張っていける』
- 『何かあっても力を合わせればやっていける』
- 『何も不安はない、私は夫婦になってよかった』
というスタートだったはずです
もちろんその思いには、夫の不倫という事象は全く想定していません
人生や夫婦関係に、想定外は付き物
しかし、人生には想定外は付き物です
それが夫の裏切りだってそのうちの一つです
それを夫婦の終わりにならないように、
腫れ物に触るような態度で接していては夫婦を頑張ると決意した自分にウソをつく事になるのです
夫の悪事に怒りや憎しみがなければ、本当の夫婦ではありません
声を大にして怒りを出さなければ、
それを心の奥底に閉じ込めていて自分が自分でなくなる事を選択しているようなものです
自分が自分でなくなったら、夫婦もそへったくれもないのです
夫の不倫はある意味、結婚を境に自分を見失っている自分を取り戻せという宿題です
その宿題には、不安になったり、感情を乱す事を避けている夫婦では続くはずはないという答えがいるのです
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