公開日 2016年6月13日 最終更新日 2021年4月8日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題でサレ妻になっても離婚しないという思いの方に接していますが、
相談者の口から出る言葉はある共通点があります
- 『何とか修復したいと思います』
- 『どちらかと言えば修復できればと思います』
- 『離婚はしたくありません、修復したいです』
- 『修復を考えています』
という表現が並ぶわけですが、その修復という言葉が必ずと言っていいほど出るわけです
それはまるで修復というものが明確になっているかのような気持ちなのですが、
そこに
『あなたにとって修復とはどういう状態ですか』
と聞きますと
- 『ウーン、どうでしょうか、元には戻れませんが、二人でまた頑張るというか』
- 『あらためて言われてみると、ハッキリわかりません』
- 『また一から分かり合える状態になる、でしょうか』
というような、曖昧な答えが返ってきます
目次
曖昧なものをハッキリしているものと見なし、それを希望している
そこに大きな問題があるわけです
何が問題かと言えば、
現実的な女性が曖昧なものをあたかもハッキリしているものと見なし、それを希望している事です
そもそも、修復という実体のよくわからない事を求めている 自分に気が付いていないわけです
そういう相談者の状態を毎日のように見てきて、一つの考えを提案します
それは
‘修復ではなく離婚しない‘
という事です
離婚は行政の手続きで、役所に届を出す事は誰でもわかっています
その手続きをしない、という事を心に決めるのです
なぜなら、離婚しないという事は夫の同意なんていらない自分一人でできる事です
修復という自分でもよくわからない事を追い求めるのではなく、
離婚しないという誰でもわかる事を決めてもらう事です
もちろん、逆に離婚するのも自由ですから、それまでは修復ではなく離婚しないという決意で頑張るのです
私の相談者はその提案を聞くと
- 『離婚しなくていいんですね』
- 『そう考えればいいのですね』
という反応が返ってきます
修復は夫の気持ちを必要としているイメージがありますが、
離婚しないのは自分一人で決めれるのですから、相談者の中で強さがみなぎるのです
そして、周りからも
- 『もう諦めたら』
- 『離婚したした方がいいよ』
と言われていた事も、自分が離婚しないと決意をする事で跳ね返す気持ちが出てくるのです
そこからが、夫の不倫に対しての相談者のスタートなのです
スタンスがハッキリ決まれば、思い切って行動に移すのにそれほど時間はかからないわけです
そして、一つ一つの行動が自分の意思で起こしている事に自信が持てるのです
そこから夫婦は、しっかりと自分の中でコントロールする関係にしていくのです
不倫している夫ではなく、それを正しくする自分が主体になるのです
- 『離婚も夫婦も自分がどうするかだけ、それが自分の人生の全て』
- 『離婚なんてしない、するのは自分がしたいという時だけ』
という気概を持つのです
夫婦に危機はつきもの
夫婦に危機はつきものですが、その危機に陥った時にすぐに離婚ではその場から逃げるようなものです
夫婦を続ける中で、処世術や知恵や工夫を身に付けたうえでの離婚であればいいのです
その違いをカウンセリングで相談者に伝えているのです
夫の不倫を離婚するきっかけではなく、離婚をコントロールするきっかけにするのです
離婚の手続きに、有責配偶者の夫は権利を有しないのは誰もが知っている事です
そうなれば、離婚するしないは妻である相談者固有の権利です
その大事な権利を勘違いしてはいけない
修復なんて形もないモノを追い求めている自分ではなく、
離婚という自分一人で決める事ができる状態を誇らしくさえ思うのです
『不倫しているバカの夫がごちゃごちゃ言っても、私が夫婦の主体者』
という、堂々と生きてる人生を進むのです
You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。
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