サレ妻でも離婚しない6つの納得の理由、脱却するための対処法とは

サレ妻は‘離婚しない‘決意を持つ

公開日 2016年6月13日 最終更新日 2023年11月10日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気が発覚してサレ妻になっても離婚しないという方に数多く接しています
が、相談者の口から出る言葉はある共通点があります

 

相談者からは

 

  • 『何とか修復したいと思います』
  • 『どちらかと言えば修復できればと思います』
  • 『離婚はしたくありません、修復したいです』
  • 『修復を考えています』

 

 

という表現が並ぶわけですが、その修復という言葉が必ずと言っていいほど出るわけです

 

それはまるで、修復というものが明確になっているかのような気持ちです

 

そこに

 

『あなたにとって修復とはどういう状態ですか』

 

と聞きますと

 

  • 『ウーン、どうでしょうか、元には戻れませんが、二人でまた頑張るというか』
  • 『あらためて言われてみると、ハッキリわかりません』
  • 『また一から分かり合える状態になる、でしょうか』

 

 

というような、曖昧な答えが返ってきます

 

 

サレ妻の心理とは

 

 

そもそも夫の不倫が発覚すると、サレ妻はどういう心理状態になるのでしょうか

 

自分を責めてしまいがち

 

 

世の中には、夫に不倫をサレてしまう事で、いつからか

 

‘サレ妻‘

 

という呼称が定着しています

 

読んで字のごとくなのでそれほど深い意味はありませんが、注目すべきは

 

‘自虐な表現‘

 

という事です

 

どこかで、サレる方が悪いという刷り込みができてしまい

 

『私がいい奥さんではなかったので、不倫サレたのかも』
『もっと夫の事をわかってあげていれば、サレ妻になっていなかったはず』
『愛情が足りなかった、サレ妻になるのも仕方ないかも』

 

と、とにかく自分を責めてしまいます

 

その思考に陥ると、どうしても

 

‘悪いのは妻‘

 

という構図になってしまいます

 

このサレ妻という表現は、正直不倫の実態には当てはまっていないのです

 

悪いのは夫とブス女で、妻は何も悪くないのです

 

しかし、そういう自虐に走ってしまうのが、まさにサレ妻の特徴です

 

言い換えれば、真面目に生きているので、何かあっても人を悪く言えないのです

 

我を忘れて夫にすがってしまう

 

 

サレ妻に一番よくあるケースが

 

『どうしよう、何をすればいいのかわからない』
『まさか夫がこんな事をしているなんて』
 『あり得ない、夫に限ってこんな事するなんて』

 

というように、我を忘れてしまいます

 

どうしても今までの夫からは、全く想像つかないわけです

 

そして、

 

『もしかして自分に落ち度があったのかも』

 

と、自分を責めてしまい、夫にすがってしまうのです

 

昨日まで対等だったのに、急に夫が遠い存在に見えてしまうのです

 

 

私は悪くないはず

 

 

とは言え、本心としては

 

『私は私なりに頑張ってきた、本当は悪くないはずなのに』

 

という思いがあります

 

そう思っていても、なかなか自分一人では脱却できないのです

 

しかし、そもそも不倫なんて有り得ないという人生を送って来ていますから、

 

『何かおかしい、不倫に私が泣かされるのはおかしい』

 

と、本能的に思っているのです

 

その自虐と本心のはざまで、多くのサレ妻が苦しんでしまうのです

 

 

夫への怒りが出る

 

もちろん不倫に対して、すぐに怒りをぶつけるケースもあります

 

何かの女のカンが働いたり、ふとした事でスマホ等からブス女との会話や写真、カバンや
財布からメモやプレゼントを発見すると

 

『絶対にこれは怪しい、あり得ない』
『こんなの不倫に決まっている、』
『ちゃんと説明させなければ気が済まない』

 

という感情が出て、寝ている夫を叩き起こして白状させるようなイメージです

 

そういう時には、夫も迫力に押されてその場で認めてしまう事もあります

 

しかし、そこから水面下に潜ってしまうパターンが多いのです

 

 

何もできずに見て見ぬふりをする

 

 

そして、ケースによっては何もできないまま見て見ぬふりをしてしまう事もあります

 

もちろん不倫をやめさせたいわけですが、

 

『下手に何かをすると夫婦がおかしくなるのでは』
『何かを言うと、言い返されるのでは』
『今の生活を維持する事の方がいいのでは』

 

というように、金縛りにあったように動けないのです

 

もちろん怒りもありますが、それよりも

 

‘怖さ‘

 

の方が先に立ってしまうのです

 

 

サレ妻が離婚しない理由

 

 

このように夫の不倫が発覚すると、様々な思いが妻にも駆け巡ります

 

しかし、その中ですぐに離婚に舵を切る人は少数派です

 

それにはいろいろと理由がありますが、それを解説します

 

 

夫を嫌いになれない

 

 

やはり、今までの夫婦の関係を考えてみれば、好きで結婚しているわけです

 

仲の良かった時の思い出や、記憶が数多くあります

 

その中で妻にある

 

‘夫のイメージ‘

 

 

が、今の不倫している夫よりも上に来るのです

 

夫を嫌いに離れないという思いが、離婚を選択させない気持ちを強くします

 

 

離婚するのは怖い

 

 

また、夫の不倫をきっかけに離婚になるとすると、その後の生活がどうなるのか、正直誰
でも不安を抱えます

 

専業主婦であったりパートや契約社員であれば、離婚してからの経済的不安も大きいのは
想像に難くありません

 

また、何かと夫に依存している自分を分かっていますから、もし夫婦を解消するとなると

 

『私は何を頼りに生きていけばいいのだろうか』

 

という位に、とにかく気持ちの上でも大きな不安が出てきます

 

子供を不憫にさせるのでは

 

 

子供がいる夫婦にとって、親の離婚というのは、理由はどうあれ決してプラスに働かない
という思いを持ちます

 

いくら自分が苦しんでいても、

 

『子供には罪はない、私が我慢すればいい』
『片親にするのは忍びない、何とか体裁を保とう』
『この子から父親を奪うのはあり得ない』

 

と、離婚だけは避けなければという思いがあります

 

そういう、子供に不憫な思いをさせたくないという親としての考えが出てくるのです

 

世間体を気にする

 

離婚をするとなると、やはり世間体を気にするという心理も出てきます

 

周りを見渡してみても、そうそう離婚しているママ友はいないとか、姓が変わると
何かと肩身の狭い思いをするのではという思いです

 

そもそも離婚なんて人生で想像もしていないのですから、いざ離婚を想像すると

 

『世間からはどういう目で見られるのか』
『知らないところで噂されてしまうのでは』
『離婚すると人に会うのがいやになる』

 

という思いが出てきます

 

そうなると、夫の不倫で苦しい思いをしている事よりも、周りの目を気にしてしまう
方を優先させてしまいます

 

親に心配をかけたくない

 

夫との結婚というのは、やはり親が一番祝福してくれているわけです

 

仮に親には結婚に反対されていたとしても、それでも見守ってくれているはずです

 

自分が離婚の危機に陥ればなおさら、親の気持ちを想像して

 

『親には心配かけたくない』
『もう親も高齢だし、自分で何とかしなければ』
『親に言えば絶対に実家に戻って来いと言われてしまう』

 

と、親子の絆が離婚は避けたいという自分にします

 

 

夫と不倫ブス女の思い通りにさせたくない

 

 

離婚を選択しない理由としては、実はこれが一番強い思いです

 

ある時突然奈落の底に突き落とされたわけですが、その原因がい夫とブス女にあると
わかれば、そのまま何もせずに言われるがままに離婚するなんてあり得ないわけです

 

最初は弱っていた状況から、少し冷静になっていくと本当に怒りが出てきます

 

理不尽な事をされて、さらに身勝手な離婚を強要されたら夫とブス女のそれこそ

 

‘思う壺‘

 

にしかなりません

 

誰が何と言おうと

 

『とにかく離婚は絶対にしない』
『二人を幸せになんてさせない』

 

というのが、妻の本心です  

 

サレ妻の取るべき対処とは

 

 

このように夫と離婚するかどうかは、まずは不倫の対処をしてからの話です

 

その対処をしてから考えればいい事です

 

不倫を察知している状況から、何をしていけないいのかをご説明します

 

夫の行動を探って証拠を撮る

 

ある程度、持ち物からいろいろとブス女がイメージできるモノが出てきたら、そこから
夫の外での行動を探る事になります

 

その際には、夫の交通系ICカードから駅の乗降履歴を見たり、カーナビやドラレコを
見たり
又はカバンにレコーダー等をしのばせて、その行動を探る事も出てきます

 

その中で、スマホのハメ撮りやレコーダーで情事の最中の音声が録れると、それだけで
不倫の証拠として有効になる事も少なくありません

 

しかし、どうしても証拠を確定させるためには探偵を使うケースもあります

 

ただ、すぐに飛びついてしまうと足元を見られて高額な料金を吹っかけてくる悪徳な
会社もありますので、選定や交渉は慎重にやらなければいけません

 

そういう時に、選び方やポイントをカウンセリングでアドバイスしていますし、探偵の
紹介もしています

 

*探偵の紹介は継続的にカウンセリングを受けている方にしています

 

 

慰謝料請求をする

 

慰謝料請求権が発生した場合、それを行使するには大きく分けて弁護士等法律関係者
を使うケースと自分で行うパターンがあります

 

1.弁護士を使う場合

 

弁護士を使う場合には、法律に詳しくないとか自分が直接ブス女や夫に対峙したくない
とか、手続がよくわからないというような理由で、任せるケースが多いわけです

 

それはそれでいいという方は、弁護士を使う意味があります

 

しかし、デメリットもあります

 

まずは、高額な弁護士費用や時間がかかりますし、取れる金額も正直大した事ありません

 

普通のケースですと着手金20~30万と事務手数料3~5万、成功報酬が取れた金額の20%
前後かかります

 

慰謝料請求額が300万でも、弁護士の場合は相場を決めていて、実際取れる金額は100万
前後になりますから、諸々で50万位は払う事になります

 

また、お金もそうですが、弁護士との相性もあります

 

正直、弁護士は不倫をどうにかできるわけではなく、お金を取る事に徹する人種です

 

最初は寄り添ってくれるような感じだったのが、いざ依頼すると途端に秘書しか連絡が
取れないという事はよくあります

 

メールと秘書との電話だけで、事を済まそうとする姿勢に、最初の信頼が薄れるのです

 

そして、思ったよりも時間もかかりますので、依頼して数か月何も状況が変わらない
いう事は、私の相談者のケースでも非常に多いのです

 

2.自分で行う場合

 

実際に私の数多くの相談者も、慰謝料請求を自分で行っています

 

やはり、弁護士に依頼しても納得が少ないからという理由です

 

一番の納得というのは、ブス女に直接対決する事で慰謝料請求だけでなく、その状況
によっては、ブス女の家族や職場にもこの実態を伝えに行く事ができるという事です

 

これを弁護士を使うと、

 

『名誉棄損になる可能性があるのでやめて下さい』

 

と必死に止めます

 

しかし、よく考えたら名誉棄損になる名誉がブス女にあるのかという事です

 

仮に万が一、ブス女が

 

『関係ない親に言うなんて許せない』

 

と言って名誉棄損を言ってきても、こちらは

 

『そもそも誰が悪いのか、誰が不倫をしたのか』

 

という立場ですから、それを言われる事を承知でやるブス女はそうそういません

 

そもそも、ブス女が悪いのですから、周りにその実態を知らしめる事で罪に問われる
事なんてほぼほぼないのです

 

弁護士が止めるのは、自分が関わっているとブス女の弁護士や弁護士会から非難が
自分に向く事を避けたいという、いわゆる自己保身からです

 

『私は知らなかった事にしてもらえば、家族や職場に行っていいです』

 

と言う弁護士は少なからずいます

 

それがまさに、自己保身を表しているのです

 

しかし、それで慰謝料請求だけをしても被害者の相談者に納得なんて僅かと思うのは
当然の事です

 

そういう慰謝料請求だけではなく、自分や家族に甚大な苦痛を与えているブス女だけで
なく、その家族や職場にもこの実態を伝える事で、歯止めをかける事ができる

 

と言いますか、今の不倫はこれ位のアクションをやらなければ、全然堪えないブス女が
数多くいます

 

私の相談者も、

 

『自分でやらなければ、気が済まない』
『弁護士に任せていても、全然納得なんてない』

 

という現実をよくよく理解するのです

 

もちろん、一人で行うのは難しいという方には、そのやり方やタイミングや準備等を
カウンセリングでアドバイスしています

 

ブス女との対決に必要な言葉や態度のロープレをして、いつどこでどのようにやるか
具体的に説明し、その際に必要な念書等もお渡ししています

 

それをやる事で、相談者も

 

『イメージがつかめてきた、後は自分の納得のためにやるだけ』

 

という状態になってもらうのです

 

そして、ブス女から慰謝料を払わせるだけではなく、実際に家族や職場に実態を伝える
というケースは珍しくありません

 

そうなると、コソコソ隠れてやっていた不倫が多くの人間の目にするところになって
そうなって初めて

 

『私は当然の事をやった、慰謝料請求だけでは全然意味がなかった』

 

と実感します

 

慰謝料請求以外にすべき事

 

ブス女や夫に慰謝料請求をしたら、全て納得するわけではありません

 

今の時代のブス女は本当に図々しいですし、夫も想像以上に劣化しています

 

その二人に慰謝料請求だけをしても、反省や改心をする可能性は低いのです

 

相談者からすると、自分だけではなく家族にも多くの不安を及ぼしています

 

ブス女の夫や親や職場にも、この愚行を伝えたくなるのは当然です

 

多くの人や会社にも、多大な迷惑をかけているのです

 

そういう時に

 

『夫が会社で不利な立場になると困る』

 

と考える人もいます

 

しかし、慰謝料請求位では全然痛くも痒くもないケースは山ほどありますから、それが
現実のものとなると

 

『こうなったら、会社にもしっかりと言って痛手を被らせてやる』
『アホな夫は左遷でもクビでもいい、また転職させればいい』

 

位の気持ちになるのです

 

それを弁護士を使うケースですと、

 

『名誉棄損になるかもしれませんから、やめてください』

 

と、必ず強く止めます

 

私の相談者でもそういう事を弁護士に言われた方は数多くいますが、実際に名誉棄損で
訴えられた方は皆無です

 

なぜなら、不倫をしているブス女にそもそも名誉なんてないのです

 

ブス女の親や職場に言っても、結局それは娘や社員の愚行に世の中としては許されない
事という認識は強くあります

 

親はブス女にブレーキをかけたり、会社もブス女を処罰する事は珍しくありません

 

それは周りからするとあるべき姿で、名誉棄損をするなんてできるはずもないのです

 

もし万が一でもブス女が訴えてきたら

 

‘天に唾を吐くようなもの‘

 

でしかありませんし、妻は

 

『あなたの不倫がそもそもの発端でしょう』

 

と、堂々と戦えばいいのです

 

弁護士が名誉棄損を言うのは、もし自分が担当した時にブス女の弁護士に

 

『弁護士がついていながら、関係ない人間にこの案件を伝えるなんて』

 

と、非難をされたり、弁護士資格を失う可能性があるのが怖いのです

 

要は相談者のためというよりも、自分都合で言っているのです

 

その証拠に、

 

『私が知らなかった事にしてもらえれば、行くのは構わない』

 

と弁護士に言われる相談者もいるのです

 

カウンセリングでは、そういう慰謝料請求以外に相談者の納得をする行動を具体的に
アドバイスします

 

いつどこでどのように、ブス女や夫の周辺の人にこの実態を伝えるか、そこからどう
いう状態になるかをシミレーションして、

 

『この浮気を周りの人にも知ってもらう事で、二人がやめる可能性が出てくる』

 

という、思いを持ってもらうのです

 

実際に、有名人の不倫も週刊誌が掴んで世の中に知れる事で、終焉を迎えるのです

 

そういう代償を払わせるという信念を相談者が持つと、しっかりと世の中のために
やろうという決意ができるのです

 

 

サレ妻から脱却して夫婦を見直す

 

 

夫の不倫が発覚すると、最初はどうしても離婚を選ぶ事よりも

 

『何とか夫婦を修復できないのか』

 

という思いが出てくるのは自然な流れです

 

 

曖昧なものを追いかけない

 

 

しかし、ここで大きな問題があるわけです

 

何が問題かと言えば、修復とは何かよくわかっていないという事です

 

そもそも、修復という実体のよくわからない事を求めている自分に気が付いていない
わけです

 

現実的な女性が曖昧なものをあたかもハッキリしているものと見なし、それを希望して
いる事です

 

 

人間関係に修復という言葉は当てはまらない

 

 

そもそも夫婦に限らず、日常の人間関係に日々が入ったり溝ができる事は珍しい事では
ありません

 

そうなった原因があるわけですから、それを何とか努力して何事もなかったかのよう
にはできないのが人間です

 

『何だかんだ言って、あのトラブルが気持ちの中で残っている』
『表面的には水に流したとしても、それは完全にはぬぐえない』
『今は大丈夫でも、またいつか感情が出てくるかもしれない』

 

と、それまでの関係とは明らかに違う思いがあって、それを飲み込んで関係を継続する
事になります

 

しかし、妻が望んでいるのは

 

『前の仲の良かった夫婦に戻りたい』

 

というように、シコリを残さないような関係です

 

それを修復という、どこかで美化したものに置き換えているのです

 

 

修復という言葉は弁護士の離婚の反対語

 

 

では、なぜ修復という言葉が人間関係の中で出てくるのか

 

そこには、弁護士の裁判資料の中で登場させている事情があります

 

よく、

 

『もはや原告は妻との夫婦関係を修復させるのは難しくなった』

 

というように

 

‘離婚の反対語‘

 

として使っています

 

よく考えてみれば、

 

離婚の反対語なんてありません

 

離婚はするかしないかだけですが、弁護士が離婚訴訟等で適当な言葉がないので使って
いるのです

 

例えば時計が壊れたのであれば、設計図もありますから元の状態に戻す意味で修復で
いいのです

 

しかし、夫婦にはいつの状態に戻るかの起点もないのに、

 

‘修復をしたい方に寄り添います‘

 

というようなキャッチコピーをHPで使っているのです

 

そういう、

 

‘曖昧な言葉の解釈‘

 

に翻弄されてはいけないのです

 

修復ではなく離婚しない

 

 

そういう相談者の状態を毎日のように見てきて、一つの考えを提案します

 

それは

 

‘修復ではなく離婚しない‘

 

という事です

 

離婚は行政の手続きで、役所に届を出す事は誰でもわかっています

 

その手続きをしない、という事を心に決めるのです

 

なぜなら、離婚しない事は不倫した夫の同意なんていらず自分一人でできる事です

 

有責配偶者である夫からは、離婚できないわけです

 

修復という自分でもよくわからない事を追い求めるのではなく、

 

‘離婚しない‘

 

という誰でもわかる事を決めてもらう事です

 

 

離婚は自分が納得したら決める

 

夫の不倫に妻としていろいろな対処をした後、夫婦をどうするかを考える事になります

 

有責配偶者の夫からの離婚は認められませんから、ある意味離婚は妻の

 

‘専売特許‘

 

になるわけですから、離婚をするしないは正直じっくり考えればいいのです

 

夫婦に危機はつきものですが、その危機に陥った時にすぐに離婚ではその場から逃げる
ようなものです

 

夫婦を続ける中で、処世術や知恵や工夫を身に付けたうえでの離婚であればいいのです

 

修復ではなく離婚しないという決意で頑張った先に、自分が納得したらすればいいのです

 

私の相談者はその提案を聞くと

 

  • 『離婚しなくていいんですね』
  • 『そう考えればいいのですね』

 

という反応が返ってきます

 

修復は夫の気持ちを必要としているイメージがありますが、離婚しないのは自分一人で
決めれるのですから、相談者の中で強さがみなぎるのです

 

そして、周りからも

 

  • 『もう諦めたら』
  • 『離婚したした方がいいよ』

 

 

と言われていた事も、自分が離婚しないと決意をする事で跳ね返す気持ちが出てくる
のです

 

 

夫婦をコントロールする立場

 

 

離婚はしたい時にするという信念が、相談者のスタートなのです

 

スタンスがハッキリ決まれば、思い切って行動に移すのにそれほど時間はかからない
わけです

 

そして、一つ一つの行動が自分の意思で起こしている事に自信が持てるのです

 

そこから夫婦の離婚を、しっかりと自分の中でコントロールする関係にしていくのです

 

不倫している夫ではなく、それを正しくする自分が主体になるのです

 

  • 『離婚も夫婦も自分がどうするかだけ、それが自分の人生の全て』
  • 『離婚なんてしない、するのは自分がしたいという時だけ』

 

という気概を持つのです

 

離婚するしないの前に、妻としては今まで夫に舐められていた実態があったのです

 

だからこそ、夫は不倫をしていたわけです

 

そこにしっかりとメスを入れたのであれば、その

 

‘夫婦の主導権‘

 

を握ってもらう事が先決です

 

それまでの、平和ボケで夫の言いなりだったり、何でも任せていたり、強いと勘違い
していた自分から

 

『何でも私が決定権を握る、私が決める』

 

という自分に変えてもらうのです

 

私の数多くの相談者も、そういう関係に変えている夫婦が結果的にうまくいくのです

 

その両者の違いを、カウンセリングで相談者に伝えているのです

 

まとめ

 

 

私の数多くの相談者がサレ妻になった事で、離婚という2文字に悩んでカウンセリング
を受けます

 

その状況で大事な事は不倫を離婚するきっかけではなく、離婚をコントロールする
きっかけにしてもらうという事です

 

離婚の手続きに、有責配偶者の夫は権利を有しないのは誰もが知っている事です

 

そうなれば、離婚するしないは妻である相談者固有の権利です

 

その大事な権利を、忌み嫌うものに勘違いしてはいけないのです

 

修復なんて形もないモノを追い求めている自分ではなく、離婚という自分一人で決める
事ができる状態を誇らしくさえ思うのです

 

『不倫しているバカの夫がごちゃごちゃ言っても、私が夫婦の主体者』

 

という、堂々と生きてる人生を進んでもらう事が大事なのです

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

人生で必ずある夫婦の危機8つの原因、妻の心構えと対処法5選

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。