不倫夫の言動の違和感をカウンセリングで確信に変える

カウンセリングで確信を得る

公開日 2016年6月29日 最終更新日 2024年2月28日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、そもそもなぜ夫の不倫は起こる
のかという疑問は多くの相談者が持っています

 

その理由を探っている中で、初期段階は相談者自身が自分にあると思っています

 

『私が夫の事を思いやってあげれなかったから』
『あの人の事を優しくしてあげなければ』

『子育てで夫には関心が薄れてしまっていたから』

 

という心理が働きます

 


そう考えるのは無理もありませんが、違う見方をすると楽な考え方なのです

 

どういう事かと言うと、夫の不倫という社会的背信行為にはズバッと切り込まずにいて、
その犯人である夫に

 

『お前が悪い、お前がオレをわかっていないからだ』
『オレはもうお前に気持ちはない』
『今までお前を養ってきたんだからもういいだろう』

 

という事を言われて、何もしていない自分に虚像の原因を作って、その状況を変えようと
しているわけです

 

その猿芝居のような夫婦を続けてどうするのかという事です

 

もしこれが、自分の子供がいじめられた話だったら対応は違うはずです

 

いじめられた自分の子供が、体中にアザを作って

 

『僕が悪い、〇〇君の言う事を聞かなかったから』

 

といじめっ子について、かばうというか言えない状況を見たら

 

『そんなはずないでしょう、ちゃんと言わなければダメ』
『〇〇君のご両親に話しましょう』

 

と、起きている事を正す行動をするはずです

 

それを、自分に置き換えたら同じ事をしないというのはやはりダメなのです

 

そういう事をしっかりと認識してもらうのが大事なわけで、ただ単に夫婦の仲で

 

‘嫌う嫌われる‘

 

の感情だけで動いていても、チャンチャラおかしいわけです

 


それよりも、人として社会人として迷惑をかけて、不快な思いをさせている夫と不倫ブス女

に対処をする事があるべき姿です

 

そのためには、頭の中にある多くの錯覚や混迷を取り払う事が先決です

 

不倫をしている夫の言う事や行動に違和感を感じているわけですから、その違和感を信じる
事です

 

『夫が言うから信じよう』
『夫は私を裏切る事はない』

 

という自分を捨てるのです

 

その中で、信じるべきは自分です


自分を信じれるようになるには、誰かに

 

『あなたは間違っていない』
『あなたは正しい』

 

と言ってもらう事です

 

そのために、カウンセリングでは相談者の違和感を肯定するわけで、その違和感を絶対に
放置しないように説明します

 


それを聞いてもらううちに、夫の上っ面の言葉や態度に毅然とする自分ができてくるのです

自分の違和感を確信に変えて、行動に変えてもらう事が、カウンセリングなのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。