公開日 2016年7月2日 最終更新日 2021年3月9日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私のブログを読んだ方の
多くの相談者は
『他のカウンセラーの方と全然違う事が書いてあります』
『少し過激な内容だなと思って読んでいました』
『うんうんと私の納得できる内容です』
『ウチの夫と同じだな、と思って読んできました』
という反応をいただくのです
そもそも、私がカウンセラーをやっているのは、
‘相談者のお役に立ちたい‘
という気持ちからです
人の役に立とうと思えば、お飾りの言葉や現実的でない事を言うのはあり得ません
つまり、相談者が聞いてどう思うかはその人の判断ですが、毎日カウンセリングをして
いて
『こんな曖昧な事を言っても何も変わらないどころか余計にひどくなる』
『しっかりと断言してあげなければ相談者は迷うだけ』
『相談者が後でわかってくれればいいと思ってあえてきつい事を言わなければいけない』
というような事を考えているのです
なぜなら、相談者にとっては未知の世界ですが、私にとっては日常茶飯事の話ですから
‘ここで強く言わなければ現実が変わらない、相談者は悩みを続けるだけ‘
と、相談者の弱さに負けない作業になるのです
相談者が怖い、不安、辛いをわかって欲しいというのは本当によくわかります
だからこそ、その状況を一刻でも早く抜け出してもらうには、行動を起こす勇気を持って
もらう アドバイスが必要です
私の中では、相談者の状況が変わらないアドバイスを送るなら、カウンセラーを続ける
意味は ないのです
相談者の弱さに負けて、なあななで緩くて夫や不倫ブス女が結果的に喜ぶアドバイスを
送る のであれば、カウンセラーをやめる覚悟です
よく相談者に、女に慰謝料請求を直接すべきと言う事をアドバイスすると
『そんな行動を起こしたら夫が逆ギレします』
『夫婦がもっとひどくならないか不安です』
という答えが返ってきます
そういう時に、
『今の状態が最低なのですよ』
『まだ下があると思っているのですか』
『そのままじっとしていて、不倫ブス女が妊娠しても後悔しないのであればいいですよ』
と言います
今の状況でも、まだ夫婦を続けている分マシだと思っている相談者に、意識を変えてもらう
のです
今よりひどい状況を想像するよりも、今が一番底と思えば、何でもできるのです
相談者の役に立てたと思えるのは、相談者が自分で判断して行動できるようになった時です
その時には、最初は全然想像がつかなかった笑顔を見る事が出来るのです
そのためにも、相談者の持つ
‘不安や恐怖、悲しみを払拭する行動アドバイス‘
が絶対に必要不可欠です
ただただ、相談者の話を聞いてあげて、
『今は辛いけど夫は絶対に戻ってくるから頑張りましょう』
というのはアドバイスでも何でもない、ましてやカウンセラーの言葉ではないのです
今日の今日、夫に何をするかしないか、何を言うか言わないか、水面下で何をしておくか
という具体的なアドバイスをしなければ、役に立たないのです
それを、毎日のカンセリングの中で痛感しているからこそ、相談者によく言う
『自分にうそをついてはいけない』
という言葉を自分自身にも言い聞かせます
相談者に笑顔が戻るためなら、ぜったに引いてはいけない場面で、なあなあにしないと
いう信念がカウンセラーに必要なのです
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