公開日 2016年7月8日 最終更新日 2021年5月24日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がカウンセリングで
いつも意識している事があります
そもそもカウンセリングというのは、悩んでいる方にアドバイスを渡すわけですが、
その中身が大事です
目次
夫の不倫には具体的な行動アドバイスが絶対に必要
- 『うちの夫の不倫がわかってどうすればいいかわかりません』
- 『まさかとは思いましたけど調べたら間違いないので、何ができるのかと思って』
- 『離婚はしたくありません、でも本当にそれでいいのかわからなくなって』
という相談者に送るアドバイスは、絶対に条件があるわけです
その条件というのは
‘具体的な行動アドバイス‘
という事です
行動の判断を言えるのは友人や親では難しい
そもそも、相談者が何を求めているのかを考えればそれはすぐにわかるはずです
もちろん慰めて欲しい、わかって欲しい、話を聞いて欲しいのも当然ですが、それを
できるのはカウンセラーでなくても可能です
友人や親でも、その役割はできなくもないのです
しかし、
- 『今はこれをやってください』
- 『これからこうなるはずだから準備をして』
- 『これはやってはいけない』
という、行動の判断を言えるのは友人や親では難しいのです
しかし、相談者はその部分が絶対に必要なのです
もしそれを教えてもらえない状況は苦しさが解消するどころか、先送りするだけです
それを、やらなければいけないのが木村泰之です
取るべき行動を伝えて、それを実行するかどうかは相談者の判断です
頑張ってください気落ちしないようにはアドバイスでも何でもない
しかし、何も言わずにただ
- 『頑張ってください、気落ちしないように』
- 『いつかよくなるはず、諦めないでね』
というような事を言うカウンセラーがいたとするのであれば、それはカウンセラーでは
なく、命の電話と変わらないのです
夫の不倫を聞いてあげるだけでは現実が変わらない
命の電話はずっと聞いてあげ、相談者の言う事を否定してはいけないというスタンスです
しかし、夫の不倫で悩んでいる状況で、聞いてあげるだけでは現実が変わらないのです
まず相談者の心にある離婚への恐怖を取り払ってあげて、次に不貞の証拠をどう押さえるか
また、その証拠を元にどういう行動を取るか、そして、夫に対してどういう態度で
臨むかなど、その場面場面でのシミレーションや専門家の紹介も必要なのです
カウンセリングに来たその日に希望なければ意味がない
とにかく、苦しい心境の相談者が、カウンセリングに来たその日が希望の持てる今後
に変える日になってもらわなければ、カウンセリングの意味がないわけです
そのために、私は最初のセッションでできるだけ具体的な行動をお話ししています
- 『今日これをやって』
- 『明日また結果を教えて』
- 『この後はこれをやる予定』
と、どんどん宿題を出すイメージです
相談者もさんざん考える作業はやりつくしていても、結局行動はあまり起こして
いないのです
そこに突っ込んでいないカウンセラーが多すぎるのです
苦しんでいる人を目の前にして元気になる事を言わなければいけない
というか、具体的な行動アドバイスをしないカウンセラーは
『そんな事を言って後で相談者に文句を言われても責任を取れない』
と、カウンセラー自身に自信が無いというか、責任回避をまず考えてしまうのです
もちろん、私も100%の自信があるわけではありませんが、苦しんでいる人を目の前
にして元気になる事を言わなければいけないという使命感が常にあるだけです
相談者も必死で真剣ですから、その気持ちに応える姿勢を
‘具体的行動アドバイス‘
に置きかえる意識が木村泰之に絶対に必要なのです
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日月火水木金土10時~18時
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