不倫夫を見て〔男の本能や習性〕を知る事が今後の人生に必要と知る

男の本能習性を知る

公開日 2016年7月17日 最終更新日 2021年5月23日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者は不倫されても
なぜこうも夫にこうも固執してしまうのかという現実があります

 

 

こんなに理不尽な思いをしても夫の事を好きなんです

 

 

それは相談者自身も、自分の焦りとかはやる気持ちを抑えられない心理状態です

 

  • 『不倫されて捨ててしまいたいと思っていても、結局情があるんですね』
  • 『こんなに理不尽な思いをしても夫の事を好きなんです』
  • 『夫に執着するのは嫌ですけど、止められないでのです』

 

という言葉がそれを表します

 

その相談者の心理はなぜ生まれるのかと言えば、

 

‘自分が夫を選択している‘

 

という意識が根底にあるからです

 

自分の意思を持ってこの男と一緒になっている

 

 

仮に恋人の時に浮気されたら、

 

『こんな人とはもう終わり』

 

とキッパリ別れていても不思議ではありません

 

それくらい、恋人の関係では緩く自分の意思もどこか無責任でいいのです

 

しかし、結婚という決断を経るとそうはいかないわけです

 

『自分の意思を持ってこの男と一緒になっている』

 

という厳然たる違い があります

 

それくらい、結婚をする、夫婦になるというのは気持ちの上でも形式的にもそれまで
独身だったころの自分と大きく変わるのです

 

この人の子供を産むという意識で結婚している

 

 

 

そして、結婚がなぜそれほど違うのかは

 

『この人の子供を産むんだわ』

 

というイメージがあるからです

 

男には、

 

『僕の子供を産んでくれ』

 

とまで考える人はそれほど多くはありませんが、女性の場合は本能的にそう考える
のです

 

刹那的に好きという感情を出す男と先を見据えて考える女性

 

 

つまり、男の結婚は

 

『好きだ、一緒に居たい』

 

という気持ちを形にする事ですが、女性はそういう気持ちに加えて

 

『子孫を残すための選択』

 

と、自分と夫だけではなくまだ見ぬ子供という世代をつなぐための方法論です

 

言いかえると、

 

‘刹那的に好きという感情を出す男‘

 

と、

 

‘先を見据えて考える女性‘

 

の思考が結婚観の違いも生むのです

 

私が思っている事を夫は真逆に考えていたんだ

 

 

カウンセリングでは、そういう男女の違いを説明して相談者の目の前で起こる不思議な
夫の行動や、妻自身が気付いていない女性の思考を理解してもらいます

 

そうすると、今までよくわからないまま自分を苦しめるだけだった事が、

 

  • 『夫はそういう考えだったんだ』
  • 『あの言葉は全然違う意味だったんだ』
  • 『私が思っている事を夫は真逆に考えていたんだ』

 

とわかるのです

 

夫の不思議を不思議から習性とか本能と知る

 

 

そこから、夫への執着が徐々に薄れてくるのです

 

それくらい、夫への見方を変える作業が大事で、それは性の違いを知るも含まれている
のです

 

夫の不思議を不思議から習性とか本能と知る事で、ぐっと自分が楽になります

 

夫婦を同士とかお互いに共通理解がある部分というのは、かなり小さい範囲でしかないと
思う事が今後夫婦を続けていく上で非常に大事なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。