公開日 2016年7月23日 最終更新日 2021年5月23日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、そもそも夫にはどういう
考えで不倫をしているのか、という疑問が妻である相談者には常にあります
相談者がカウンセリングの初期に私に聞くのは
- 『夫は何を考えているのかよくわからないのです』
- 『夫は私に何をして欲しいのでしょうか』
- 『夫は自分のしている事をわかっているのでしょうか』
- 『夫はこれからどうするつもりでしょうか』
- 『夫には夫婦や家族はどうでもいいのでしょうか』
- 『夫のような人はたくさんいるのでしょうか』
- 『夫が考えている事は本当に理解できません』
など、とにかく自分の思考ではありえないという事を口にします
もちろん、そう考えるのは当然です
目次
不倫夫が相談者にとっては世界一の強い人間に見えてしまう
夫の言動は
- 『お前の事は何とも思っていない』
- 『とにかく離婚してくれ、それだけだ』
- 『オレにはもう大事な人がいる、お前には十分やってきただろう』
- 『何を言われてもオレは自分のために生きる』
- 『オレが口にしたらもう引く事はあり得ない』
など、意思の固いような口ぶりをしますから、相談者にとっては世界一の強い人間に
見えてしまいます
しかし、現実は大事な夫婦や家族を放置して欲望を優先させているアホな男です
何を考えているかわからないと思わせている不倫夫
そのためにうそや逆ギレ、どうかつ、横柄な態度のオンパレードを出して、
‘何を考えているかわからないと思わせている‘
わけです
夫自身、もちろん妻に隠している不倫は悪い事だとわかっています
その証拠に、私の相談者が不倫ブス女に対して慰謝料請求をして裁判で証人尋問で
夫も呼び出されると、弁護士からの質問には本当に背中を丸めて小さくなって自分の
不倫を認めて傍聴席から失笑を買っているのです
夫ば妻だけに強く見せているだけ
結局は夫は妻だけに強い、いや正確に言えば妻だけに強く見せているだけです
世の中から見ると本当に弱者で、唯一共犯者の不倫ブス女がおだてたり、怒ったり
して夫の存在感を引き出しているだけです
妻が夫の事をよくわからないのは、反社会的な事をしているという不安を意固地や
詭弁を使って自分の正当性を通そうとするからです
そう考えると、大の大人が本当に見苦しい事をしているだけで、妻がそれを不思議
に思う事さえもバカらしいことです
不倫ブス女に対しての行動を最優先する
私の相談者も最初は夫の頭の中を探って迷子になっていますが、カウンセリングを
重ねるうちに、現実の不倫ブス女を捉えるようになると、その夫の頭の中よりも
その不倫ブス女に対しての行動を最優先するという目標ができます
そして、それを行動に変えているうちに、夫がアタフタし始めて
- 『え、こんなに弱かったの』
- 『結局女にいいように踊らされていたバカな男』
位の感覚が出てくるのです
それがわかると、夫の頭には大した事は入っていないと確信できるのです
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