不倫脳夫に負けないために‘媚びず、引かず、謝らず‘が大原則

不倫脳夫に‘媚びず引かず謝らず‘

公開日 2014年2月12日 最終更新日 2022年6月2日

 

夫婦カウンセラー木村泰之です

 

不倫脳夫に負けない負けたくないと悩む相談者とお話ししていますと、どうしても
罠にはまっている事を知ります

 

相談者は、夫に

 

‘お願いだから浮気をやめて’

 

と言って

 

‘わかった’

 

と、仮に夫が答え、その後しばらく女との接触している気配がないと、

 

‘夫はわかってくれたんだ’

 

とだまされるのです

 

夫の言葉と行動がある程度、自分に安心をもたらすからです

 

しかし、その後何かのきっかけでまだ続いている事を知ると二度裏切られたショック
は小さくありません

 

‘お願いしたにも関わらずまだ続いているなんて、私は何のために妻をしているのか’

 

となるのです

 

このケースは決して少なくなく、多くの相談者が信じて裏切られるのです

 

まず、浮気を見つけた後、夫に言うのは構いませんが、決して

 

‘やめて’

 

とお願いをしたり、中途半端に

 

‘私も悪いところを直すから’

 

と自分を下げてはいけないのです

 

なぜなら、そういう態度を夫に見せると夫経由で女に伝わり、女の闘志がますます

 

大きくなるという事と、夫への疑いよりも妻自身が

 

‘自己反省の一人旅’

 

を始めて、夫の観察がおろそかになるのです

 

結果、夫への過信、夫と女の巧妙化が進んでさらに浮気がひどくなるのです

 

夫の浮気がわかった時は、心の中の憎しみをしっかりと形に出すのです

 

決して、丸く収めようとしてはいけない

 

‘媚びず、引かず、謝らず’

 

なのです

 

それを聞くと相談者は

 

  • 『そんな事をすると、ますます夫の気持ちが離れてしまうのでは』
  • 『これ以上夫婦がおかしくなったらどうすればいいのか』
  • 『こんな事をすると、私は離婚されてしまうかも』

 

という不安が増大するケースが多いのです

 

しかし、そもそも不倫されている今が一番最悪の状況です

 

これ以上下がる事が無いのに、まだ下がってしまうのではという勘違いをしている

 

それをカウンセリングの中で、被害妄想を捨てて現実を捉えてもらうのです

 

そもそも悪いのは夫とブス女です

 

不倫に関しては妻は被害者でしかありません

 

そこに一分の隙でも見せると、夫とブス女が

 

  • 『奥さんに愛情が足りないのよ』
  • 『私の方があなたを愛しているのに』
  • 『奥さんはもっとあなたに感謝すべき』

 

など、とにかくふざけた説教を妻にするような会話をしているのです

 

その会話から夫は妻に後ろめたさから不倫をやめるのではなく

 

『見つからなければいい』

 

と、隠ぺいを選択するのです

 

その夫にはブス女が背中を押しているので、とにかく強気で大胆に隠そうとします

 

しかし、妻は一回夫が別れてくれたと信じ込まされると、その後のチェックはさて
おいて

 

‘いい妻運動‘

 

しか頭にないのです

 

それこそ一番舐められ続けるパターンになるのです

 

そうならないためにも、自分の危機管理のセンサーを常に作動させておくのです

 

それこそが

 

‘媚びず、引かず、謝らず‘

 

です

 


夫の不倫を自分が至らない妻だっという事で、チャラにしている自分が一番危機
管理能力が欠けているのです

 

夫とブス女からすれば

 

『うまく見つからないようにしよう』

 

と、ほくそ笑んでいるのです

 


そこに厳しい目で夫の様子を見ていれば

 

  • 『私を騙そうとしている』
  • 『隠れてコソコソしている』
  • 『ブス女と今日も会うはず』

 

という勘が的中していくのです

 

そういう自分を作っていく事で、夫とブス女にとって想定外の強い妻になるのです

 

一旦不倫の味を知ったバカな二人には、妻の緩さが一番欲しいのです

 

それを絶対に出さない自分を作るために、カウンセリングの中で夫には

 

‘媚びず、引かず、謝らず‘

 

というスタンスを続けて出してもらう事を口酸っぱくお話しするのです

 

それだけこのバカ二人のタガの外れ具合というか、常識外れな現実を知らなければ
今後の人生をメチャメチャにされてしまうのです

 

逆にしっかりと戦う姿勢を出すと、ブス女の排除と夫婦の主導権を握る自分を手に
する
のです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。