公開日 2016年7月28日 最終更新日 2021年5月23日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には大きな人生
の岐路という危機感が出ます
目次
不倫夫の言葉に自分は必要とされていないという喪失感が出る
夫の不倫にショックを受けるのは当然ですから、今までの人生が本当にウソのような
感覚になるからです
- 『オレにはお前はもう何も思いはない』
- 『オレの事は放っておいてくれ』
- 『お前にはもう十分やってきただろう』
という言葉に
『自分は必要とされていない』
という存在感の喪失が非常に強くあるからです
ぞの夫の言葉には、ただただ妻を必要としていないという捉え方をすると、迷宮に
入り込み抜け出る事はできないのです
夫の言葉の裏には不倫ブス女との比較がある
なぜなら、夫のそういう言葉の裏には、不倫ブス女との比較があるのです
それを相談者は
『私が嫌になって外に女ができた』
という順番になっています
しかし、実際は家庭を持っている中で並行して不倫ブス女が出てきて夫はその女に
プレッシャーを受けて妻に悪態をついているのです
不倫をする→妻を嫌になるという順番を想像する
その相談者が想像する夫の心理が
‘妻を嫌になる→不倫をする’
という順番と
‘不倫をする→妻を嫌になる’
では全然行動が変わってきます
もちろん、どちらにしても不倫は許せない事ですが100歩譲ったとしても、不倫を
して妻が嫌になるという順番では、その不倫をまず糾弾しなければいけないわけです
相談者がいつも負のスパイラルに陥るのは、嫌われた事が先と思っているからです
しかし、よく考えてみれば不倫は妻の知らないところで起こっているのですから、
嫌われた後と言うのは、誰にもわからない事、つまり夫の狂言でしかないわけです
水面下で不倫ブス女に入れ込まされている夫の姿は何も捉えていない
それをつい夫の言う事を良くも悪くも信じる習性が身に沁みついてしまっているので、
『あの人が言っているのだから本当に嫌いになったんだ』
と思い込まされてしまい、水面下で不倫ブス女に入れ込まされている夫の姿は何も
捉えていないわけです
その精神状態から脱却してもらうのがカウンセリングです
夫の言葉に惑わされないようになってもらうには、そういう目に見えない夫と不倫
ブス女の実態を知ってもらう必要があります
夫の言葉は不倫ブス女の言葉とわかってもらうためのカウンセリング
‘夫の言葉は不倫ブス女の言葉‘
とわかるには、相応の時間が必要です
しかし、それをやっていかなければいつまでたっても夫の言葉が不倫ブス女の自分
に向けての嫉妬の言葉とわからないのです
正直、夫に依存している相談者はいつまでたっても夫が女に憑依されている事を認め
たくないのでなかなかそれがわかりません
しかし、夫の依存から脱却しようとする相談者は、ある程度時間が経過すると夫の
言葉を冷静に判別できるようになります
その脱却を果たした相談者は、自分が自分の首を絞めていた夫婦の関係から、絶対に
そこに戻らない決意をするのです
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