公開日 2016年8月3日 最終更新日 2021年3月9日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、世の中にはそこそこ夫婦の問題
についてアドバイスを送るカウンセラーはいます
どれくらいの経験かとか性別や年代は別としても、夫婦の事を取りあげて相談にのっている
方はネットで探しても数多く出てきます
もちろん、私もその一人ですが、私の場合は不倫にある程度特化してブログやメルマガの記事
を発信しています
例えば、暴力や借金、子供の教育、親族との関係、宗教やものの考え方など挙げれば夫婦の
問題は数多くあります
それらをあまり私が発信しないのはワケがあるのです
それは、
‘不倫だけは相談できる場所がない‘
という事です
暴力なら警察、借金なら弁護士、子供の事なら児童相談所などとパッと思い浮かぶ行き先が
出て来ます
しかし、不倫だけはパチッと当てはまる行き先がないのです
しかも、不倫に関しては非常にセンシティブな感覚で捉えてしまって、相談者自身も自分で
孤独を選んでしまっているので、ますます状況を改善できる環境がないのです
そういう意味では、日本は不倫に対してやっている側に寛容で、被害者に冷たい国なのです
その環境をどうにかしなければいけないと思って、不倫にある程度特化して情報を発信して
いるわけですそして、もう一つ理由があって、不倫は親や子供、もしかすると孫など何代にも
渡って影響する可能性がある事象なので、苦しめられる人間が多く出てしまうからです
夫婦だけとか、その家族だけであればまだ不幸中の幸いですが、他にも嫌な思いや苦しい
思いをする人が多すぎるのです
その実態をわかっているからこそ、一人悩んでいる相談者には絶対に相談に来てもらって
突破口を作ってあげる必要があるのです
『とにかく死んだも同然の苦しみです』
『こんなに苦しいのは人生で初めてかもしれない』
『もう死んでもおかしくないと思ったくらいです』
という相談者の声は数多く聞くわけで、その言葉が不倫の影響の大きさを物語っています
なぜそうなるのかと言えば、やはり日本は男中心の世界だというい事です
不倫は男だけではできません、不倫ブス女がいるわけですが、なぜその女は不倫するのかと
言えば、夫に対して体で接触する事にプラスがあるからです
つまり、男の経済力や地位、名誉に不倫ブス女が寄ってくるのは、男の力を利用する世の中
だからです
そういう世の中をすぐに変えるのは難しいわけで、逆に言えば頼っていても何も変わらない
自分の手で変えていく事をアドバイスする場所が必要です
不倫という本当に生理的欲求からくる事象にきれい事ですむはずがない、もっと人間的に
ドロドロした部分を掘る必要があるのです
しかし、日本人はそういう部分をあまり詳しくあからさまにする事に慣れていない
どうしても週刊誌やテレビのニュースであれば野次馬的に見るのですが、自分の事は人の
目を気にする国民性です
だからこそ、行政や法律では埋めきれない部分を私のような民間人がやらなければ困って
しまう人が数多く毎日発生するのです
もちろん、私もカウンセリングは楽な事は一つもありませんし、人と人とのあつれきや
衝突も少なくありません
しかし、それでもやるのは本当に困っている人に希望を持てる場をこの世の中から無くす
わけにはいかないからです
私のカウンセリングでは、多くの人が
『こんな考え方は無かったです』
と思う事がしばしばですが、よく考えて見ると当たり前の事をやっているだけです
しかし、当たり前が当たり前にできない世の中に慣れてしまっている人が多いわけです
そこに一人でも多くの方が気付いてもらえれば、私のカウンセリングを続ける意味がある
と考えて頑張れるのです
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