不倫夫を大した保証もない小さな人生の保険と早く気付く事が大事

公開日 2016年8月13日 最終更新日 2017年12月18日

https://youtu.be/YYO3Bwy49Qw

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫を知る事になると
多くの相談者は同じような思いにはまります

『嘘でしょう、あなたがそんな事をするなんて』
『信じられない、そんな事は考えられない』
『まさか、私は騙されていたのかしら』

という思いです
もちろん、そう思うのが普通です
しかし、私のカウンセリングでその思いを打ち消してもらう重要性を説明します
なぜなら、夫の事をあまりにも過信して生きていると、これからの人生が本当にショックの連続
になるからです
そのためにも、夫の事を客観的に捉えてもらうためにいろいろな事を相談者にはほどこします
例えば、相談者をご紹介して自分と同じような経験をした方のお話しを聞いてもらいます

その話を聞くと

『私だけじゃなかったんだ』
『それくらい世の中では不倫が起こっているのか』
『一人じゃあわからない事がたくさんあるんだ』

という思いが次々とあるんだ頭の中に出てきます
その状況が一番相談者には安心ができるわけです
それまでは、夫を一番の人生の保険にしていたのですが、その保険がクソの役にも立たない
事が分かるのが不倫です
しかし、それでも相談者はその長年かけ続けてきた保険を信じて

『何かあってもこの保険が私を守ってくれる』

と思い込んでいるのです
その思い込みを取りはらってもらうのがカウンセリングです

夫は夫で、妻が自分を人生の保険代わりにしているのを素早く読み取っているのです
その妻が自分に安心しきっている、頼り切っている状態で夫は一番安心して不倫をしている
のが多くのパターンです

夫は妻の何も疑問を持たない事を逆手に不倫をしているわけです
その夫には多くの信用をしている自分は、どこま保険の内容を知らないで加入しているような
ものです
そこに大きな問題があるわけで、保証されていない部分も

‘ちゃんと保険がおりる’

と勘違いしているわけです
その自分をやめるのです
やめるには、保険の見直しがいるわけで、夫が担保しない部分を自分が安心を買うために
頑張るのです
それくらい、自分の人生に自分の体と頭を使って生きる覚悟を持つのです
一つ度決意すると、それまでの夫に自分を預けていた事が本当にバカらしくなるのです

『保険にならないものを保険と思い込んでいた』
『こんなに小さな保険とは知らなかった』

という位、自分が保険証券を見直していなかったままの自分に気付くのです
私の相談者がその無保険状態の方が自分が強くなる事を意識し、その自分の方が制限や
足かせなく動ける事を実感するのです

‘不安の方がよほど保険になる‘

という思いが出てきて、夫の存在意義を適正にする事が大事とわかるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。