夫の不倫では人生で【ありえない事】を選んではいけない自分にする

あり得ない事を選ばない

公開日 2016年9月24日 最終更新日 2021年5月21日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には種々雑多な
アドバイスがネット上には氾濫しています

 

そのアドバイスもハッキリ言って、かなり困惑するほど真逆の内容という事は珍しく
ありません

 

ネット上のアドバイスは不倫夫の容認もあれば許されないというものまで

 

 

あるカウンセラーは

 

  • 『夫に優しくして暖かく家に迎えましょう』
  • 『離れた心はあなたの大きな心で包み込んで』
  • 『自分の悪いところを反省していればご主人はきっと戻ってくる』
  • 『三歩下がってついてくる妻を夫は求めている』
  • 『何をやっても許してあげるような寛容な態度で』

 

という夫を容認するアドバイスもあります

 

それとは真逆で

 

  • 『夫と不倫ブス女を絶対に許してはいけない』
  • 『自分の納得が大事、このまま放置してはいけない』
  • 『じっとしていては不倫ブス女がつけあがるだけ』
  • 『自分の悔しさが行動になっているのか』
  • 『夫も不倫ブス女も小さくて情けない大人』

 

というカウンセラーもいます

 

木村泰之は相談者の生き方を一番気にしている

 

 

私は言うまでもなく後者です

 

前者のカウンセラーの言う事もある意味わからないではないのですが、なぜ私が否定
するのか
と言えば、

 

‘相談者の生き方’

 

を一番気にしているからです

 

人生でその場しのぎや、自分を曲げてやる事でいい事はまずありません

 

 

相談者の生き方は、決して楽な方を選んでいない

 

 

 

私の相談者は皆さん真面目で実直です

 

そういう相談者の生き方は、決して

 

‘楽な方を選んでいない`

 

のです

 

もちろん誰だって楽をしたいし、悩みたいと思う人はいません

 

しかし、目の前の夫の不倫は簡単にどうにかなる事ではないと感じているのです

 

苦しい事から逃げてはいけないアドバイスをする

 

 

その相談者の生き方に沿うには、

 

`苦しい事から逃げてはいけない`

 

アドバイスをする事です

 

相談者が一時的に楽になるとか苦しみから逃れられるだけでは意味がないのです

 

自分の人生にあっている行動なのか、自分に違和感のないやり方なのかという事を
突き詰めて
行動するのです

 

私の相談者には

 

『AとBどちらがあり得ないのか、あり得ない方を選んでいないか考えて』

 

と言います

 

 

人生はあり得ない事を選んではいけない

 

 

夫の不倫には妻がやりたい事など殆どありませんが、毎日何かしらの選択が出て
きます

 

‘AにするのかBにするのか‘

 

という選択です

 

愛され妻をやるのか、それとも夫が逆ギレしても毅然と言うのかという選択です

 

両方やりたい事ではありませんが、そのうちどちらかはありえない事があるのです

その

 

‘あり得ない‘

 

を選んではいけないのです

 

人生はその連続で、いい事や楽しい事をやるのは全然難しくありませんが、いやな
事が起こった時に、自分の信念を通す方を選ぶ強さが必要なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。