公開日 2016年9月29日 最終更新日 2021年3月8日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって夫の不倫は
自然消滅して欲しいというのが本音です
自分が知らないうちに終わってくれるのが一番いいわけです
『私は相手の女性は見たくありません』
『夫がやめてくれさえしてくれればいい事です』
『私は今まで通りの普通の生活でいいんです』
という意識で夫の不倫を距離を取っていたい気持ちが前面に出ます
それは当然の事で、自分がやった事ではありませんし、自分ではどうする事もできない
と考えます
しかし、それで夫の不倫を夫が終わらせてくれるのを待っていて、幸せが再び来るのか
と言えば、限りなく可能性は低いのです
仮に終わったとしても、それは妻が何かをしたわけではないので、また起こるのではと
妻自身は不安しかないわけです
なゼなら、自分が関わっていないリスクから逃げているのです
もっと言えば、夫の不倫から距離を取っている自分が大きなリスクを抱えている事に
気が付かないわけです
そのリスクというのは、不倫ブス女の図々しさ、悪気のなさ、自分は何も迷惑なんて
かけていない、ただ好きなだけという倫理観も羞恥心も社会性など何もない傍若無人な
神経です
その女の行動は子宮で物事を考えていますから、夫の子供が欲しいという強い欲望にも
直結しても何らおかしくないのです
それを知らないでいて、ただ
『あなたを信じている』
とだけ言っても何も意味がない
『うちの夫はそんなにバカじゃない』
と言って信じても不倫ブス女の方が一枚も二枚も上手です
『今日は安全日だから中で大丈夫』
と言ったり、わざと避妊具を破ったりする女もいます
なぜ不倫ブス女がつけあがるのかと言えば
『だって奥さん何も言わないんだからいいって事でしょ』
と、妻の弱味につけこんで都合のいい解釈をするからです
逆に言えば都合のいい解釈をさせているという事です
その構図をカウンセリングで口酸っぱくなるまで説明するのです
相談者である妻がじっとしていてはいけない理由がそこにあるのです
バカな夫と、こき下ろす位に強くなる必要性を感じる自分を作ってもらうのです
不倫ブス女と夫の低レベルな関係を、自分がこの目で、耳で、鼻で、手で、口で感じる自分
が必要なのです
それをやると、それまでの夫 に任せきった自分、現実を見たくないままでいた自分が何と
無責任だったのかを痛感するのです
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