公開日 2016年10月12日 最終更新日 2021年3月8日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私のところに来られる
相談者は、他のカウンセラーにアドバイスをもらっている方もいれば、とにかく私の
ブログを読んでくれて、カウンセリングを初めて決して来られる方もいます
相談者のカウンセリング経験の有無は、そのままアドバイスの比較の有無になります
他のカウンセラーに相談に行かれた方からは
『こういう夫婦の問題で木村先生のようなアドバイスは初めてです、他のカウンセラー
とは真逆の事を言われます』
『他のカウンセラーですと、愛され妻やあなたがもっと優しくしていればきっと必ず
夫は戻ってくると言われたのですが、どうも腑に落ちなくてもう聞いていません』
というような話はよく聞きます
私が初めてのカウンセラーという方は、ブログに書いてある事を
『そうそう、私もそう思う、このブス女を叩かなければ気が済まない』
と、とにかくブログに出てくる相談者のように自分も動きたいという思いです
このように、カウンセリング経験の有無の差は、相談者にはアドバイスの比較の有無が
ありますが、結局は自分が納得できる事が私のブログに書いてあったという点では全く
一緒です
相談者にとっては、カウンセラーの比較があろうがなかろうが自分が
‘違和感がない思考‘
が大事なのです
相談者は夫の不倫では世の中から隔離されている状況に陥っています
夫と自分でしか解決できない、他の人には言えない、言うわけにはいかないという
思いです
しかし、その状況では孤独しかありませんから、夫と不倫ブス女との2対1の劣勢の
構図です
その中で相談者である妻は、心のどこかに
『何で私が悪者になるの』
『夫の不倫で何でこんなに私一人が苦しまなければいけないの』
『世の中の人はどう考えるの』
と、とにかく客観的な判断をしてもらいたいという思いです
そこに、あるカウンセラーのブログに
『あなたの優しが足りない』
『もっと夫の事を大事にしてあげなければいけない』
『夫は妻がじっとしていれば戻ってくる』
と書いてあれば、
『私一人が努力しなければいけないの』
と思うのは当然です
そんなバカな事はありません
もっと自分が被害者であると言ってくれる人はいないのかというのが本音です
私は、真面目で実直に生きている相談者がバカを見るような状況は絶対にしてもらい
たくないのです
もっと言えば、いいオッサンとオバサンの夫と不倫ブス女が社会的迷惑をかけている
事に対して制裁を受けるのは当然ですから、それを妻である相談者ができるように
アドバイスを送る使命感を持っています
この夫の不倫に、なあなあで済ましたり変な勘違いの愛情で解決するなんてあり得ない
わけです
世の中でカウンセラーと名乗っている人もいい大人です
その大人が社会の一員として大人の対応をアドバイスしているのかという事です
私が他のカウンセラーと違うアドバイスを送っているというよりも、私は社会の一員
として、普通にアドバイスしているだけの意識です
そこに、弱くなって倫理観が薄まっている相談者は最初は私のアドバイスに戸惑うかも
しれません
しかし、時間の経過と共に
『私は社会の一員、こんな夫の不倫を手助けしている妻には絶対にならない』
と決意をするのです
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