公開日 2016年10月19日 最終更新日 2021年3月8日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫に多くの方が
悩んでいて、その相談者のために具体的に状況が改善するためにカウンセリングを
しているわけです
そのカウンセリングでは、相談者が思い付く事やそれまでに調べたり聞いたりしている
事では現実は変わらないという事を説明します多くの相談者はネットサーフィンとか
探偵、弁護士に聞いている情報に終始しているわけです
『ネットで調べると夫に優しくしなさいと書いてあって、愛さ妻をしていました』
『探偵に行くと2週間でⅠ00万円かかると言われてどうしようか迷っていました』
『弁護士に一回相談したら、離婚しないのと言われました』
というような経験談を語る相談者は少なくないのです
私から言わせると、誰も無責任な事を言っています
それらの情報は相談者の立場を誰も考えているわけではなく、ビジネスにつながるよう
に誘導しているだけです
相談者がそれらの話を全て聞いていて結果的に幸せになるのかという事です
相談者が苦しいのは自分でどうしていいのかわからないという現実です
その現実に対して、それらの専門家は相談者の立場で考える人間であれば、違う事を
言うはずです
『不倫している夫が悪いんだから負けてはいけない』
『もっと自分で情報を掴んでから調査したら』
『離婚したくないなら相手の女だけでも訴えたら』
というように、相談者の人生に道筋をつける事に勇気や元気を与える事を言うのが
当然です
しかし、そういう事を言わないで、とにかく不安だけをあおったり、知らないと思って
ふっかけたり、報酬が多くなるように言うのは自分本位の思考で相談者を捉えている
のです
そういう情報だけを聞いて、相談者が前向きになれるはずもなく、逆に失望感や喪失感
だけが募るのです
そういう不倫に悩む相談者の心理を読むのは、やはり
‘相談者の立場に立ってアドバイスする事‘
しかありません
それをしない、できない、やらない専門家は経験が無かったり、専門の畑が違ったり
人の気持ちを十分に咀嚼できないのです
その専門家の一言やアドバイスに心をさらに弱くしてしまう相談者は少なくないのです
相談者にとって大事な事は、自分に勇気や元気が出るアドバイスを受ける事です
その中で、
『これなら私もできるかも』
『私が望んでる事がここにあるはず』
『とにかくやってみよう、これをやらなければ先はない』
と思える事が大事なのです
その相談者の心理を先回りしてアドバイスをしている専門家を探すのです
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