相談者の〔不倫夫〕と〔ゲス男川谷〕は世の中から見たら何も変わらない

ゲス男川谷とベッキー

公開日 2016年10月20日 最終更新日 2021年5月20日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫に様々な思いが出る
のはどの方も同じです

 

その思いは過去の思い出や一緒に行動した事が頭を巡っています

 

しかし、その思いは夫とは相容れないものとなっています

 

  • 『お前の事は何とも思っていない』
  • 『オレはずっと我慢してきたんだ』
  • 『オレの事を何もわかっていない』
  • 『早くここを出ていきたい』

 

 

という言葉が並びます

 

夫に不倫されても自分が折れてでも合わせたいという焦り

 

 

その中で多くの行き違いやすれ違いがあるという思いが強く出て、何とか自分が
折れてでも合わせたいという焦りが出るのです

 

そこに大きな落とし穴があります

 

夫はとにかく自分と不倫ブス女との関係をクソガキのような言い訳や態度で隠して
いる
わけです

 

それがわかるのは後ですから、当初は妻も夫が不倫をしているなんてこれっポチも
わかりません

 

つまり、過去の延長上でしか夫を見れていないわけです

 

そこに、これからの事は夫の態度を見てもとても思い描けないのです

 

これからの自分をどう変えるかに絞るアドバイス

 

 

そういう隠された事実をどう確認してどう対峙するか

 

カウンセリングでは過去の夫婦に戻そうとする相談者の思考から

 

‘これからの自分をどう変えるか’

 

にとことん絞ってアドバイスするのです

 

  • 『この事実を知ればあなたの考えは変わりませんか』
  • 『この不倫をそのままにしていて納得しますか』
  • 『嫌われるのはあなたではなく夫の方ではないですか』

 

と、今まで考えていた夫との立場を逆転してもらうのです

 

ゲス男の川谷とベッキーを責めるのは当然だが妻を責める人はいない

 

 

相談者には、何も思い付かなかった事をしっかりと頭に刻んでもらうのです

 

誰も相談者である妻を責める人はいません

 

責められるべきは夫と不倫ブス女でしかあり得ないわけです

 

世の中でゲス男の川谷とベッキーを責めるのは当然ですし、相談者もそうである
自分がいるはずです

 

それを自分の夫だからと言って、違う対応や感情が優先するのはおかしいのです

 

夫と不倫ブス女には憎しみや怒り、軽蔑が出るのが普通の人間の感覚です

 

そこに、過去の夫のイメージだけを重ねている自分をやめるのです

 

あのチキンとブス女には絶対に負けませんから

 

 

私の相談者が

 

『あのチキンとブス女には絶対に負けませんから』

 

という言葉が出たら、過去の夫を追いかけていない一番の表れなのです

 

夫や不倫ブス女の動向ではなく、自分の考えている事を行動にするだけ、それに
集中すると、これからの自分が見えてくる事に気付くのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。