夫の不倫証拠を手にした自分が夫婦をどうするかを決めている

公開日 2016年11月1日 最終更新日 2017年11月22日

https://youtu.be/gVV8v1ulG3A

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、この状況にどうしても
夫婦の修復とか、家族の安定というイメージが頭に強くあります

『私が何かすると夫婦はどうなるの』
『夫にはこれ以上嫌われたくない』
『私さえ我慢すればこの生活は維持できるかも』

と、まるで自分が悪人のようなイメージで状況を捉えています
不倫している夫はノウノウと不倫ブス女と会って、家ではブスッとしているだけです
その夫の存在は経済的価値だけです
給料が入る事に執着している相談者の姿があるのです

なぜなら、夫の不倫を看過するのは、生活基盤が損なわれるのを極端に恐れている
からです
もちろん当然の不安ですが、その中でできる事を放棄している事にも気付かなければ
いけないのです
できる事とは何か
それは

‘不貞の‘証拠を掴む努力‘

です
殆どの相談者は、とにかく自分が動くと不利になるとばかり頭にあって、不貞証拠を
掴むのは非常に難しいし怖いと感じています
しかし、その証拠があれば相談者の精神的な安堵はかなり増します
よく探偵が

『お守り代わりに取っておいた方がいい』

という言い方で調査を依頼させるケースがあります
私から言わせるとお守りにしてどうするのかという事です
探偵はそういった方が依頼を受けやすいわけですが、現実仮にその証拠が取れたと
して、そのまま後生大事に持っていてどうするのかという事です

なぜなら、私の相談者は証拠を手にした途端、それまで弱気だった気持ちはどこか
飛んで

『この馬鹿な夫とこの不倫ブス女に徹底的に戦います』

と言います
お守りなんてとんでもない、自分は強気に行くという気概で溢れています
もちろん、それで戦ってバカな夫が生活費を止めてきたり、別居をしようとしても
結局はこの不倫ブス女に操られているという事を証拠から確信を得ますからじっと
している事を続けるなんてしないのです
その女と夫の醜態を見た瞬間、ビビっている自分が吹っ飛ぶのです
その時に、初めて

『私は本当に自分で自分を大事にしていなかった』

という後悔とともに、これからの事は絶対に納得するまで行動する選択しかしない
のです
そういう話を新しい相談者にすると、とにかく証拠を掴む作戦を立てて、そこから
夫婦の事はその時の自分が決めるという思いになるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。