夫の不倫で〔小さくなった自分〕を大きくしてくれるのが同じ境遇の【相談者仲間】

相談者交流の意味

公開日 2016年11月13日 最終更新日 2021年5月20日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

しかし、この夫の不倫に関して言えば不思議とその違いを超えて、気持ちが相談者
同士でつながる事が殆どです

 

なぜこんなにも生活環境が違っても心がつながるのか

  • 『私の苦しい胸の内をこんなにわかってもらえる人がいたなんて』
  • 『誰にもわかってもらえないと思っていた今迄が嘘みたいです』
  • 『自分の事のように考えてくれるなんて本当に感謝です』 
という思いが出てくるのが、私の相談者の交流です

相談者同士は心の健常者ではないから気持ちがつながる


その思いは、
 
‘心の健常者‘
 
でないから通じるのです
要は何もいらない、孤独から抜け出たい、とにかくわかってほしいと自分に必要
なものを削って削って最後に残るのが、人の暖かみという状況だから心が通じる
のです

今まで心が通じる人間は夫と信じ込んでいた、いや疑いもなかったわけでその夫

が全然通じていなかった現実に、相談者は一気に奈落の底に落ちる感覚です

その底にいる自分は、はるか上に見える今まで付き合ってきたママ友や学生時代

の友人などとは、それこそ天と地ほどの距離ができています

そして、どうする事もできないまま、その底でもがいている中で、私のブログを

発見して相談に来られます

相談者同士は何でこの人たちが不倫されるの?という思い


その相談者同士をご紹介すると、そこには自分と同じような思いをしていた人が

数多くいる事を知るのです

しかも、その方たちは
 
『何でこの人たちが不倫されるの?』
 
と自分も不倫されている状況を忘れてしまうくらい、普通に魅力ある女性たちです

その中で自分がそれまで孤独だった事をすっかり忘れるほど、
 
‘世の中の一員‘
 
に戻っているのです

相談者仲間が知恵や工夫を出して自分のポテンシャルを発見してくれる

そして、さらに状況を冷静に捉えていくと自分ではなく夫と不倫ブス女が本当に
ダメな人間という事をしっかりと確認できるのです

それも、相談者の仲間が知恵や工夫を出してくれて、その中から自分が何も悪く

ない、すべき事はこの二人に社会的制裁を加える具体的な行動を起こせるように
なるからです
相談者がお互いに教えてくれるのは、自分の大いなる可能性です
自分では全然わからなかった自分のポテンシャルを、相談者が発見してくれて
いるのです
 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。