不倫夫は〔悪人〕なのにいつまでも〔夫〕とだけしか見ていない自分を変える

夫を夫とだけ見ない

公開日 2016年12月15日 最終更新日 2021年5月18日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
夫の不倫はどうしても自分を否定されたという意識が強く出ます

 

夫の不倫と違い妻の不倫を見破るまでかなり時間がかかる

 

 

もし仮に妻側に不倫が出たとすると、その不倫を知れば夫ももちろん否定された
という意識を持ちますが、その前に妻の不倫を見破るまでかなり時間がかかる
のです

 

妻の不倫の場合は、いきなり

 

  • 『実家に帰らせてもらいます』
  • 『あなたの事を子供がなつかない』
  • 『あなたとは性格が合わない』

 

とか、とにかく少しずつとかいきなり実家に帰ったりして、物理的な距離を
取ります

 

それには理由があって、一つは自分の行動を読まれたくないという事です

 

これは、夫が不倫をした時と同じ心理ですが、もう一つあるのです

 

不倫した妻は夫を生理的に受け付けなくなる

 

 

それは

 

‘生理的に受け付けなくなる‘

 

という事です

 

夫が不倫をしても家に帰って妻とsexできるのは、夫は身体が拒絶していない
からです

 

しかし、妻が不倫すると

 

  • 『夫の顔を見るのも嫌』
  • 『話かけられると本当に顔がこわばる』

 

という反応が出ます

 

それくらい、相手を受け入れるか否かというのは男女で差がでてきます

 

男はそういう複数の女性と関係を持つ事にある程度可能な身体でできて、
女性は難しいのは確かです

 

 

夫婦という枠組みから男女という意識で物事を考える必要がある

 

 

その中で、夫婦という枠組みから男女という意識で物事を考える必要がある
わけです

 

『あの人が不倫をするなんて』

 

というあの人は、

 

‘夫として‘

 

のあの人でしかないのです

 

決して

 

‘男として‘

 

のあの人ではないのです

 

夫を婚姻制度が担保しているだけの夫とだけ見ずに男と見る

 

 

カウンセリングではそういう相談者の思考にはすっかり無くなってしまって
いる性差の意識を持ってもらうのです

 

常に夫を婚姻制度が担保しているだけの夫とだけ見ずに、男として見る作業
をするのです

 

その中で多くの事を見落としていたり、わかっていなかった事を本当に数多く
知るわけです

 

  • 『私は本当に平和ボケしていました』
  • 『夫を夫としてだけの姿でしか見れていませんでした』
  • 『夫の男の部分を知らなければいけない事が見に染みてわかります』

 

という反応が出てくるのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。