公開日 2016年12月27日 最終更新日 2021年5月18日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に最初の
カウンセリングで聞くのは、もちろん
‘相談者がどうしたいか‘
という事ですが、ここで大事な事はカウンセラーが相談者のどうしたいかを
しっかりとした分析する事です
目次
相談者の心理をよくよく読み取っていくのが木村泰之
相談者は
- 『元に戻れないとしても何とか修復したいです』
- 『離婚してもいいかと思う時もあれば子供のためにはまだ離婚できないと思う
時もあって、自分でもよくわかりません』 - 『私が何をしたらいいかを教えて欲しいです』
など、とにかくあやふやな答えしか返って来ない事もしばしばです
その相談者の心理を、よくよく読み取っていくのがの木村泰之の役割です
離婚はしないしたくない考えていないが前提のカウンセリング
そもそもカウンセリングに来られる方は、少なくとも
‘離婚はしない、したくない、考えていない‘
なのです
もし離婚をするのであれば弁護士の所に行くのですから、私に相談に来られる
のであれば、離婚以外の範疇でできる事を聞きたいはずです
それを先に理解して接触する事が必要で、相談者がどういう表現をしても
『私は夫婦に望みを見出したい』
という気持ちでいるのです
相談者に気持ちだけを聞くカウンセラーはカウンセラーではない
確かに夫は
- 『もうオマエとはやっていけない』
- 『れおはもう一人になりたい』
- 『早く別れてくれ、一緒にいる意味がない』
というような言葉を並べます
その言葉に打ちひしがれた相談者に、こうしたい、ああしたいという明確な
イメージがあるはずがないのです
その相談者に
『あなたがハッキリしなけれ私もアドバイスしようがないわ』
というカウンセラーは、カウンセラーではないのです
相談者の言葉にできない思いを先回りするのが木村泰之
相談者は夫の突然の異変に言葉を喪失している状態ですから、そこに無理に
どうしたいかを言わせようとするカウンセラーは、その心理を読み解く能力
がないのです
自分の所に来た時点で、相談者の言葉にできない思いを先回りしているのが
当たり前なのです
その中で、相談者が行動にすべき事を丁寧に作り上げて
- 『これなら私もできる』
- 『不安だけどやらなければ今のまま』
- 『やらなければ納得しない』
という意識を引き出すのです
カウンセリングは相談者の言動一致する姿を作ってあげる場
その中で、相談者の行動と共に言葉が増えている事を伝えるのです
- 『私は子供のために戦います、離婚は私がしたい時にすればいいです』
- 『私が夫婦を進めなければ、夫には任せられません』
- 『不倫ブス女を叩かなければ絶対に許せません』
と、そんな言葉を言える自分がいるのかと思うくらいの明確な意思表示が
できるようになっていくのです
カウンセリングは、そういう相談者の言動一致する姿を作ってあげる事を
目的にしているのです
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