公開日 2017年1月2日 最終更新日 2021年5月18日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、殆どの相談者は
夫との関係を何とかこれからも維持したいという思いを持って来られます
- 『不倫は許せませんが、離婚はしたくないです』
- 『何とか修復したいと思っています』
- 『離婚は今すぐにはできないと思っています』
と離婚を避けるも含めて、夫婦をこのまま保つ意向があるのです
目次
夫婦を続けるとはどういう事かという意識
もちろんそれは相談者の個人の考え方ですから、それはそれでいいのです
ただ、ここで考えるべきは
‘夫婦を続けるとはどういう事か‘
です
つまり、夫婦を続けるのは、離婚しなければ夫婦ですからその気になれば
できない事はありません
しかし、それでは意味がないという事です
夫婦の主導権を夫から自分に移管する意識
つまり、夫婦の主導権を夫から自分に移管する意識がなければ意味がない
わけです
夫はと言えば
- 『誰のおかげで飯が食えると思っているんだ』
- 『お前が口を出す何てあり言えない』
- 『俺に文句を言える立場なのか』
という横柄な態度をしているわけです
その夫に対して、そのまま押されて夫婦を続けていて自分の人生が開ける
わけはないのです
その不倫という、誰が見ても非難されるべき事をしている夫と不倫ブス女に
妻である自分が毅然と戦う事で、夫婦の立場を逆転させるのです
ピンチではなくチャンスという意識
ピンチではなくチャンスという意識を持つのです
仮に、夫の不倫がなければ自分が何か苦痛や疑問があっても、
『私が下手に出るとおかしくなるから、夫に何も言わない事が一番』
と、少々の事でも目をつぶっている自分が続いていたはずです
夫の不倫という、人生で三本指に入る位の苦痛や悩みだからこそ、
『私がじっとしていてはいけない、全力で自分を動かさなければいけない』
という意識が働くわけで、そのきっかけがカウンセリングなのです
夫婦を私が動かす立場になるという意識
カウンセリングでは、その夫婦を続ける意向の相談者には続けるとしても
‘夫婦のイニシアチブ‘
を自分が握らなければ意味がない、そのための行動を起こすという目的を明確に
していくのです
そこに、最初は
‘夫の不倫をやめさせる‘
と一過性の問題しか考えていなかった相談者が
‘夫婦を私が動かす立場になる‘
という人生の問題として考えを改めて臨む姿があるのです
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