夫の不倫で〔自分は世界一不幸〕としか思えない時こそ【頑張っている人】を知る

公開日 2017年1月4日 最終更新日 2021年5月18日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、どうしも自分
が一番弱い存在という意識が強く出ます

 

夫の不倫に遭遇すると世界一不幸な自分がいる

 

 

それは仕方がない事で一人で誰にも言えず悩んでいる時には、毎日明けても
暮れても

 

‘世界一不幸な自分‘

 

としか思えないのです

 

誰かに不幸な事があっても、それよりも不幸にしか思えないのです

 

人間はとにかく自分が幸せでなければ、誰かを思いやる事が難しい生き物
ですから、そういう意味では自分に光明がなければ浮上がないのです

 

カウンセリングでいろいろな普通ではあり得ない考えられないケースを話す

 

 

その中では私の相談者には、カウンセリングでいろいろ浮上するお話しを
します

 

  • 『私は何をしても弱くてどうしようもできません』
  • 『頑張ろうと思っても、力が入らなくて』
  • 『もう誰にも会いたくないくらい弱ってしまって』

 

という相談者に

 

  • 『私の相談者ではご自身が余命3ヶ月で相談に来られる方もいますよ』
  • 『78歳で80歳夫の不倫で相談に来られる方も頑張っています』
  • 『両親も他界され、兄弟も無く天涯孤独で頼る人もいない方も来ます』

 

など、それこそ普通ではあり得ない、考えられない状況で相談に来られる方
のお話しをします

 

 

そういう人もいるのですね少し勇気が出ました

 

 

自分の状況がすぐ良くなるわけではなくても、自分よりも相談者自身の条件
が明らかに悪いの中でも頑張っている人がいるのを知ると

 

『そういう人もいるのですね、少し勇気が出ました』

 

と、心理状態に変化が出てきます

 

人間は頑張っている人を見たり知ると、自分の中でパワーが生まれる生き物
でもあります

 

夫の不倫が起こってそれで悩むのは誰しも理解できます

 

世の中の同じような相談者話しで余計に自分を弱らせている意識が薄まる

 

 

しかし、そこから無駄に弱るのは避けなければいけないのです

 

カウンセリングでは、相談者自身の行動アドバイスをするわけですが、その
前提条件として、世の中の同じような相談者のお話しをする事で余計に自分
を弱らせている意識を薄めていくのです

 

自分が弱るのは、動く事で傷つきたくないという防衛本能が働くわけですが
最終的には自分が動かなければ、夫の不倫なんて好き勝手にされていくだけ
なのです

 

私のケース何てあの人に比べたら全然大した事なかった

 

 

自分の持っているプライドや信念を出す過程で、他の人も諦めず頑張っている
事を知るのは本当に重要な事なのです

 

それを知っていくと

 

『私のケース何てあの人に比べたら全然大した事なかった』

 

とわかるのです

 

自分を必要以上に弱くしていた自分を戒めている証拠なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。