公開日 2014年5月14日 最終更新日 2023年10月11日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気した夫に悩む相談者とお話ししていますと、よくよくわかっていただくべき
事が出てきます
それは
‘修復の定義‘
です
私の相談者は離婚をする気は最初はないのです
その後の展開で、離婚をされる方もいますが、それはその方の納得があった先の
手続きです
殆どの方は、離婚をしたくはない、今は考えられないという心境です
それはもちろんよくわかります
その流れで
‘修復したいのですが、どうすればできますか‘
そう聞いてこられると
‘修復って、どういうイメージですか‘
とお聞きします
そうすると、漠然と
‘元の通りに戻れればいいです‘
‘仲の良かった時のようになりたい‘
というように答える方も少なくありません
そこで大きく大きく勘違いしている事に、気付いてもらわなければいけないのです
元に戻りたい、過去にさかのぼって夫婦の姿を思い浮かべているという事は、
‘浮気する可能性がある夫を容認している‘
のです
なぜなら、幸せと思っていた中に、夫の浮気が出たのですから
そういう意味で、夫婦の修復はやはり今現在より未来に向けて、どう作り直すかを
考える事なのです
過去をモデルにしたり、イメージして夫婦を頑張ってどうするのか
正確に言えば、相談者自身も考え方も、モノの見方も昔と変わっています
‘自分は変わっていない、夫が勝手に変わっただけ‘
と思っていないか
20代、30代、40代とずっと同じはずがない
結婚した時と今の30代40代50代60代では、経験した事や見ている世の中がガラリと
変わっています
夫婦だけを写真の中や記憶の世界に戻そうとしてもそれは無理なのです
修復とは、決して戻す事ではない
むしろ
‘壊す‘
‘捨てる‘
‘手放す‘
のです
しがらみや執着から離れて初めて、真の修復に気がつくのです
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浮気した夫の修復の定義は、‘仲良くなる事‘ではなく、‘離婚しない事‘に変えるのです
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