(本日上記動画を更新しました)
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の事を
誰が一番心配してくれている存在なのか
夫は不倫をしている当事者ですから、心配どころが妻を厄介に思っている
わけです
仮に心配している態度を出したところで
『どうした、何か最近やせたな、良かったなダイエットできて』
『お前は絶対にくたばらないから大丈夫』
『最近元気ないな、心療内科でも行ったほうがいいぞ』
と、どの口が言うのかという事を平気で言いますから、結局上辺だけです
また、友人知人も
『何かあったら言ってね、心配しているから』
『あなたが元気ないと私も元気でないからね』
『そんなに苦しいなら離婚した方がいいと思う』
と、これまたどうしても軽く見られているというか、自分の心境をわかって
もらえわけではありません
そういう中で、一番身を粉にして24時間心配してくれているのは親御さんです
もちろん、親子の関係が良くない人もいるはずですが、それでも話をすると
『旦那を連れてこい、俺がぶっ飛ばしてやる』
『あなたがそんな苦労をしているなんて、気が付かなくてごめんね』
と、それまでの関係が夫の不倫を機に良くなるケースも少なくないのです
それ位、血縁関係のありがたさを知るのも、夫の不倫からとはいえプラスの
事象なのです
相談者は勝手に強く孤独を感じているわけですが、ご両親の思いを考えると
『私は親を泣かせてはいけない』
『母親にも強く育ててもらった自分がいる』
『父親の反対を押し切って一緒になったのだから、絶対に頑張ろう』
という、自分の背中を押す力が出てくるのです
カウンセリングでは、そういう相談者が気が付いていない事をこちらから
掘り起こしていくのです
相談者にとって、人生で一番自分を思ってくれている人を夫にしていた誤り
を見つけてもらうのです
夫は
‘実際に自分を一番思ってくれる人‘
ではなく、
‘勝手に自分を一番思ってくれている人‘
にしていただけなのです
実際に頼まなくても一番思ってくれているのは、親御さんなのです
その発見をする事で、夫への執着や呪縛が薄まるのです
『夫にこのまま自分の人生を預けていたらと思うとゾッとします』
『親のありがたみを知った私は本当にラッキーです』
と、それまでの人生観や生き方がいかに雑だったのかを知るのです
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