夫の不倫は死ぬまで気を緩めてはいけない戦いと腹をくくるサイン

夫とは一生の戦い

公開日 2017年1月30日 最終更新日 2021年3月18日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者
には、日頃からよくお話しする事がいくつかあります

そのお話しは、特定の人ではなく全員にお話しする事です

その内容は相談者にとっては

『本当ですか、私できるかしら』
『今でさえもう大変なのに、ショックです』

位の反応が出ます

それはどういう話かと言えば

‘夫との戦いは一生続く‘

という事です

相談者は、今起こっている夫の不倫に早く終止符を打ちたい一心です

そして、現実的には不倫ブス女に慰謝料請求したり、夫の逆ギレに毅然と

する自分を作る事である程度の形ができるのはできます

しかし、それで一生安泰の夫婦が続くかと言えば答えはノーです

人間時間の経過と共に一度作った強い自分が緩んだり薄まったりするのは
誰しも経験があるはずです

それは自分だけでなく、もちろん夫もそうです

妻に謝罪して

『もう絶対に不倫はしない、誓う』
『オレがもし万が一またあの女に会ったらその時はいくらでも慰謝料を払う』

という所まで言ったとしても、のど元過ぎればというパターンです

考えてみると、40,50年生きてきたアホなオッサンです

妻に謝りっぱなしでやられるのは絶対に嫌なのです

それを聞いて

『では私は夫の不倫にいつも怯えないといけないのか』

と思うはずです

しかし、それはそうではないわけで、妻が強くなる事を続ければかなり

再発は防げるのです

それを

『もうこれで夫も不倫はしないだろう』
『私も頑張ったし、夫も謝っているからそれを信じよう』

という気持ちに陥ると、まず夫の方が

『こんな事で怒られっぱなしでは男がすたる』

というわけのわからない思いが出てくるのです

夫が不倫をしなくなる時というのは、妻の恐ろしいまでの気迫が出る

時なのです
しかも、それが継続的に出ていなければ意味がないのです

もちろん、いつもいつも100%のパワーで戦闘モードにできるわけでは
ないのですが、少なくとも夫の様子がおかしいという違和感を感じたら
すぐに動けるように、心の種火を点けておくのです

その中で、自分の考えだけでなく行動に移せる状況が生まれるのです

夫と夫婦を続ける、辞めないという意思は、夫との生活はある意味戦い
でもあるのです

そう心に誓った相談者は、

『夫とは一生の戦いと思って腹をくくりました』

と、自分の人生に大きな使命があるという事に気付いたように信念を
持った表情になるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。