夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
多くの事を考えてしまうわけですが、その考えを自問自答している中では時間
ばかりが経過してしまいます
それは何をしても
『自分が悪い、夫をこんな不倫に走らせてしまった』
『夫には足りない自分、妻としては失格』
『私は夫から見てダメな妻でしかない』
という自分を悪くする事で心のバランスを取ろうとする心理が働くからです
なぜそういう考えになるのか
日本人は特に何かトラブルに巻き込まれると、自分がごめんなさいと言う方が
先に出ます
その方が、事態をさらにひどくしたくないという防衛本能からです
日本の国内であれば、そのトラブルの相手は日本人が多いででしょから
『謝るんならそれでいい、もういいよ』
『こういう時には謝るって教わっているから』
とう共通理解があるので、それはそれで成立します
しかし、それが外国では
『謝るという事は非を認める事、めったに自分から謝るなんてしない』
はずです
仮に自分に非があっても黒いものを白いと言い通す事もあるのです
夫の不倫で言えば、夫と不倫ブス女は普通の感覚がないワケです
いわば、日本人と外国人位の感覚の違いです
それもまだ国民性の違いなら人道的ですが、夫と不倫ブス女は非人道的な事
を平気で行っています
その非人道的な二人を、妻としてというよりも一人の人間として毅然と対峙
するのです
その感覚を持って臨む必要があるわけで、夫のいいイメージとか昔のラブラブ
の時の姿だけを追い求めている、基準にしている自分をやめるのです
人間も時と共に変わるもので、それは夫だけではなく自分もです
夫に置いてきぼりを食らった感覚から、夫を置き去りにするくらいに強くなる
のです
その意識を持てば、夫は必死になって妻についていきます
それ位弱くてチキンな夫を発見できれば、もうすがって人生を預けるような
自分には戻らないと決意できるのです
『私の人生は私がどうするかを決める』
『夫の人生は夫が決めればいい』
と離婚するしないではなく、二つの人格を無理に合わせないでいる事で十分夫婦
として進む事を知るのです
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