公開日 2017年3月10日 最終更新日 2021年1月7日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の不倫で義理両親との関係に悩んでいる方に接していますが、相談者
としては夫の両親に対してどういう接し方をすべきか迷うわけです
婚姻期間が比較的短い場合は、義理両親ともそれほど深くは接していないので
『実は〇〇さんがおかしくなって・・・』
『変な女につかまったようで・・・』
『最近〇〇さんが別居したいと言い出して・・・』
と、有り体に話をしやすい状態にあってもおかしくありません
それを聞いた義理両親は
『え、そんなあの子が浮気をするなんて、心配かけてごめんなさいね』
『私も驚いているけど、今度こっちに呼んで話してみるわね』
『そんな事があるなんて夢にも思わなかったわ、もっと早く言ってくれたら』
と気遣いを出します
しかし、そのうち夫と話をしたり、夫から事情を聴きだすとその態度は一変
するわけです
夫は何だかんだ言って息子です
犯罪者でもかばうのが母親ですから、
『あなたにも落ち度があったんじゃないの』
『でんと構えていればあの子は戻ってくるから』
『あの子の事は私が一番わかってる、大丈夫』
と、とにかく協力するという意識ではなく、夫の事は静観するように仕向ける
わけです
その心理には、嫁姑で
‘よりわかっているのは自分‘
という敵対が出てくるのです
カウンセリングでは、義理両親に接触する前の相談者には
『夫の親に頼ったり、協力を依頼すると身動き取れなくなりますよ』
『最後はあなたの味方ではなくなってもおかしくないですよ』
と伝え、仮にすでに接触している相談者には
『これ以上は迷惑はかけれないので、見守ってくださいと言うべきです』
と伝えます
義理両親をどういう存在に見ているかで、これからの展開が全然変わってくる
わけです
私の相談者も
『カウンセリングで言われてから、夫の親とは話していません』
『夫の親には期待しないようにしています』
『夫の親が何か言っても、動じないようにします』
と、自分たち夫婦には不用意に周りを入れない事を肝に銘じてもらうのです
その中で、こういう苦しい中でも自分が納得する夫婦を進めているという
自信こそがこれからの人生に間違いなく必要だからなのです
そもそも、夫婦の事を自分でどうにかするという気概も必要です
それを不用意に義理両親に話している自分は、どこかで夫婦を自立させていない
逆に言えば、夫の不倫は
『夫婦は誰にも委ねない、自分でどうするかを決めるだけの関係』
という事に気付く転機です
夫のアホさに負けてしまうと、そこからとにかく自分ではどうしようもできない
という強迫観念にとらわれてしまいます
しかし、そもそも夫の不倫と夫婦は分けて考えなければいけない
夫の不倫という犯罪には周りの協力が必要です
しかし、夫婦には周りの協力を求めるとおかしな方向に行くのです
多くの義理両親は息子の犯罪を甘く見るのは仕方がないのです
バカな息子ほどかわいいのです
それをわからないまま頼ると、犯罪はなあなあにしてなおかつ夫婦に口出しされる
流れになっていくのです
もしそうなったとして、それまで義理両親とは仲が良かった事が崩れると嘆く必要
は全くないのです
そもそも他人の親子ですから、夫がバカな事をすれば夫の親が妻にとって味方する
行動を取らなくても全然不思議ではない話です
例えば息子が可愛いのは百歩譲ったとしても、孫の事が心配ではないのかという疑問
も出ます
しかし、こういう時の義理両親は孫よりも息子に行く可能性が高いのです
なぜなら義理両親の本音は
『孫は可愛いけど嫁のモノ、私たちの手が届くところではない』
と、孫と嫁の関係性には勝てないという意識が働くのです
そう考えると孫ではなくバカ息子を味方するのは、不思議でも何でもないのです
妻である相談者が義理両親に対して
『孫が大事じゃないのかしら』
という疑問を持つ事自体が意味がないのです
それ位、夫の不倫で親子の絆が良くも悪くも強い事を知る転機でもあるのです
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