夫の不倫は夫婦に真剣じゃなかった中途半端な自分から抜ける転機

夫婦に真剣さが足りない

公開日 2017年3月18日 最終更新日 2021年3月18日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の意識
としては、夫の不倫は夫や不倫ブス女へのへの憎しみも無い事は無いですが
どちらかと言えば、今までの生活の安定が崩れるという不安の方が大きく
あるのです

その意識は多くの相談者には、自分が我慢をするように自分にロックをかける
わけです

かたや夫は、その我慢をしている妻を尻目に我慢の真反対の好き放題をして

いるのです

その夫婦の大きなギャップは何か

一言で言えば

‘夫婦をどれだけ真剣に考えているか’

の差です

もちろん、夫が真剣に考えていないとは言わないのですが、妻のそれと比較する

とその差は歴然です

しかも、それは妻だからより真剣に考える、夫だからそれなりに考えるという
ものではありません

両者同等に考えているべき事です
ただ、人間も過ちを犯す生き物ですから、仮に夫が不倫をしてもそれでスパッと
一回で断ち切れればまだいいわけです

しかし、そうではなくダラダラと続けてしまう所に真剣さの欠如というか、心の

弱さがあります

また、妻にもその不倫に対して毅然とできない弱さがあるわけで、真剣さを生む
意思の強さが両者に不足している中でダメな事をしている分、夫の方がより真剣
さがないのです

つまり、夫も妻も夫婦に真剣さが世の中の人よりも足りない、少なくともそう
思うべきなのです

その中で妻ができる事は、この夫の前に夫婦に入ってはいけない不倫ブス女を

徹底的に叩く事です

それが自分に嘘をついていない妻の姿のはずです

『あんたが夫婦に入ってくるなんてふざけるんじゃないわよ』

という思いが被害を受けた側が、土足で入って安定を壊した者に対する自然な
感情のはずです

かたや夫がすべき事はたくさんありますが、正直アホでチキンでみっともない
状態のオッサンができる事は、思いっきり痛い目に遭う事です

清原ができる事は、拘留生活で番号で呼ばれて、前に誰が入ったかわからない
風呂を週に1、2回でもありがたく入る事でした

夫には反省を求めるなんてバカな事を考えてはいけない
ただただ、妻として苦痛の代償を求める行動を起こすだけです

夫はその妻の気持ちを受けて、長い時間をかけてようやく、

『俺もバカな事をしていた、妻には嫌な思いをさせた』

と変わる可能性が出てくる位なのです

それまでの必死に夫が変わってくれないかと思っていた自分をやめる事も大事です

夫の不倫は夫婦をより真剣に考える自分を作る転機でもあります
真剣に考えるというのは、何をすればいいというわけではなく、

‘自分が納得する行動をする‘

事を愚直にできるかです

夫に惑わされず、自分でも自信はなくても自分が考えた事をやる、それが夫婦という
ところまで行きつく自分を作るのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。