公開日 2017年3月31日 最終更新日 2021年5月17日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫を不倫に向けた
ものは何か、病気にでもかかっているのではと、妻としてはとにかくいろいろと
考えてしまいます
- 『夫は何で不倫をしているのか』
- 『あの人の頭の中はどうなっているのか』
- 『いくらお願いしてもやめてくれないのか』
と、頭の中には
‘?‘
というパニック状態になるわけです
目次
家のリビングにいる姿や家族サービスや恋人のイメージが夫の基準
そこには夫に対して何か基準をもっていて、自分のイメージとギャップがある
という状態です
しかし、その元々持っている夫のイメージは、ある一面でしかない事に気が付く
必要があります
家のリビングにいる姿や、土日の家族サービス、恋人の時のイメージが多いはず
です
しかし、夫は毎日それこそ妻の知らない人と会社や出先で会ったり、付き合い
で飲みに行ったり、趣味仲間と遊んだり、幼学生時代の友人や馴染とも交流が
あるのは不思議ではありません
もちろん家族というのは、生活をしていく上での一番基本のコミュニティである
事は間違いありませんが、それと夫を常に家長として考えるのは無理があるわけ
です
夫の事を全て把握していると思ってはいけない
夫の事をよくわかっていなかったという思いもあるかもしれませんが、それより
‘夫の事を全て把握していると思ってはいけない‘
という事を肝に銘じてもらうのです
夫と自分は夫婦であるのは間違いありまんが、そもそも他人です
その他人同士の男女が、戸籍を一つにして、意図的に一緒に暮らしているわけ
です
もちろん、そこには愛情もあれば気持ちもあるからこそ、一緒になるわけですが
時間も経てば、だれたり緩むのも人間です
自分の都合のいいように夫を見てしまう
お互いにいいと思っていた部分が、当たり前になり、なんとも思わなかった事が
気になるわけです
その中で、いつの間にか
‘自分の都合のいいように夫を見てしまう‘
ようになるのです
そこにしっかりと、いいも悪いも、知らない事もあると思って付き合うのが夫婦
という軸を作るのです
夫あっての自分ではなく自分あっての自分に変える
カウンセリングでは、女を叩く事も非常に大事ですが、それ以上にその後の夫婦を
引っ張っていくくらいの強さを身に付けてもらう事の方がさらに大事です
そこに自分の存在意義や、人生の意味が出てくるのです
‘夫あっての自分‘
ではなく、
‘自分あっての自分‘
に変えていくのです
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