不倫夫に愛され妻という箸にも棒にも掛からない夫婦の愚かさ

不倫夫に愛され妻ではNG

公開日 2017年4月6日 最終更新日 2021年3月5日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって、
カウンセリングとはどういうものかと言いますと、

『夫の不倫をやめさせてる事ができる方法を教えてくれる』
『夫に振り向いてもらうにはどうすればいいのかアドバイスもらえる』
『修復するには何をすべきかを知る事ができる場所』

というイメージがあるはずです
ネット上には、様々なカウンセラーのブログが書いてあって、多少言い回しが
違うだけで同じ事を言っているケースが多いはずです
いわゆる

‘愛され妻‘

だの

‘良妻賢母‘

だの、言葉尻はいかにもいい奥さんを目指せというイメージの言葉です

私のように

『不倫ブス女を叩かなければ始まらない』
『夫の逆ギレなんて大した事はない、もっと強くなれ』

と書いているカウンセラーは稀です

その中では、しっかりと自分の考えをもってカウンセラーを選んでいる方も
いれば、

『私は怖くてここに書いてあるような事はできない』

と思う方もいます

しかし、結局は現実が全然変わらない、もしくはどんどんひどくなる状況に

怖いとか、どうしようと言っていられなくなるのです

それで、愛され妻だの良妻賢母だのをやっていても、ばかばかしくて仕方が

ないのです

しかし、そのばかばかしさに気が付いても、ではどうすればいいのかどこにも
何も書いてなければ、相談者は途方に暮れるのです

私はそういう方が出てくる事をわかっていて、強くて丈夫な自分を作るための

ブログを書き続けています

もし、私のような考えのブログがなければ、それこそ世の中夫の不倫を許容して
妻が優しくなるべきときれい事を言って弱くなる事を推奨しているカウンセラー
の言っている事だらけになります

しかし、私の相談者は愛され妻をしていた自分から、私のカウンセリングを
受けた事で

『最初は弱いからとっつきやすい方に行ってしまいましたが、自分が弱かった
からです、しかし夫の不倫に妻が泣き寝入りしていいはずがない事を今では
よくわかります』

という言葉が出てきます

とにかく、世の中に不倫夫とブス女がのさばってていいはずがないのです
愛され妻カウンセラーのその何も考えないで、弱くて情けない妻を作る話を
聞いて、幸せになれると思ったら大きな間違いです

自分の子供には

『ダメなものはダメ』
『人に迷惑をかけたら謝りなさい』
『おかしな事があったらすぐに教えなさい』

と言っている自分が、夫だからと言って不倫に何もできないで子供に何かを
正す資格はないという気持ちが大事なのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。