修復したいと言う自分が修復は何か説明できるか考えた事があるか

 

(本日上記動画を更新しました)

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫には何かしら
よそよそしくなる関係が怖くなり、とにかく修復したいという言葉が頭の中に
よぎります

『夫には冷たい自分がいた、もう一度いい奥さんになるから修復したい』
『夫にとっていい奥さんじゃなかった、もう一度チャンスがほしい』
『夫の事をわかっていなかった、あの人がこんなに苦しんでいたなんて』

と、夫にとっての妻が良くなかったという思いが頭を占めます
そしてその次にオートマチックに

‘修復したい‘

という言葉が出てきます
そもそも、修復という言葉を普段から使っているのか
仮に使っていたとしても、例えば家の壁の修復とか絵の修復とかなら使うかも
知れない言葉です

それほど使わない言葉なのに、なぜ夫の不倫が出ると誰もが使うのか
それは

‘意味もわからず司法で使っているから‘

です
私の中では、夫婦の修復という表現は、司法の世界、例えば訴訟の陳述書など
の中で

『被告の原告の感情を無視した不貞行為によって、もはや原告の夫婦関係は
修復不可能な状況に陥った』

など、とにかく離婚の反対語として使っているのです
離婚の反対語は特にあるわけではなく、

‘離婚しない‘

つまり、手続きを行わないだけなのです
しかし、司法では何か物理的に壊れたものを直すかのように夫婦も修復という
表現を当てはめています

では、修復とは何かをそういう陳述書に書く弁護士に聞いたとしても

『そりゃ仲の良かった頃の夫婦に戻る事に決まってるじゃない』

としか言いません、いや言えません
しかし、不倫をしている夫の事を前のように見れるかと言えば、難しいと思う
のが自然です
つまり、物を修復するのとわけが違って、人間の感情を修復すると表現するのは
非常に短絡的な考えです
司法が使うのは、離婚の反対語にいい表現がないからです
しかし、その修復か離婚かという二択を頭に印象つける事が非常に問題がある
わけです

なぜなら、修復という曖昧でどうとでも定義できる、人によっては全然違う形
を想像しているものと、離婚という行政に提出する手続きを並べているのです

言うなれば、形のない雲のようなものと、役所に出す離婚届のどちらにするか
と言っているのです
多くの人間が、妄想と紙を並べて相談者に真面目に

『修復は無理でしょう』

と言っているし、相談者自身も泣きながら

『修復したい』

と、何だかよくわかっていない修復という言葉だけを追いかけているのです
そのバカな考えを捨てるべきなのです
修復はイメージで、自分ではない夫を強引にこっちを向かせたい、戻れない
昔に戻りたいという事を真剣に言っているのです

パッパラパーになっている夫、つまり自分ではない人間の気持ちを変える事
ができるのか、恋人の時に戻れる魔法があるのか、少し考えればわかる事を
必死になっている自分からいい加減目を覚ますのです

離婚は嫌なら離婚しない、それだけでいい事を何だか言葉に翻弄されている
自分をやめるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。