夫の不倫を親や子供に言うのは親子のあるべき姿で考える

夫の不倫を親子で共有する

公開日 2017年4月27日 最終更新日 2021年1月7日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者には
夫の不倫について、自分の親や子供になるべく知られないように悟られないよう
にしたいという心理が働きます

そこには

『親に言えば絶対に心配するから、迷惑をかけたくない』
『こんな事を言えば、親は離婚しろと夫に怒鳴り込むかもしれない』
『あの子が知れば大変な事になる、父親が不倫をしているなんて悟られるわけ
はいかない』

『今受験勉強中の子供には絶対に言えない、言ったとしても高校に入ってからで
無ければ影響してしまう』
『パパっ子のあの子に言えるはずがない、ショックを受けたらどうなるか』

というような想像があるのです
その気持ちはよくわかりますが、私の相談者にはカウンセリングで質問をします
『ご両親はいずれ知る事になるはずですが、何でもっと早く言ってくれなかった
のかと言いませんか』
『では、お子さんの方からパパ不倫しているのと聞かれたらどうしますか、今時
のお子さんはテレビやネットで毎日不倫という字を見ていますから、敏感ですよ』
と言うと
『そう言われると、親には申し訳ないですよね』
『子供には何も言えませんね』

と、全く対応できない自分を想像します

そのやり取りで、相談者は自分から言えないだけではなく、聞かれても言えない

いう自分に気が付きます
そこに大きな自分の意識改革が必要です
そもそも、親や子供には言えないと思うのはなぜか

‘不安や心配を渡してしまう‘

と想像しているからです

しかし、夫の不倫を死ぬまで言わない、言えない、言うつもりはないと思って
いる
わけではなく、いつかは言わなければいけないと漠然と考えています
それは、親には自分で何とか収めてからとか、子供が大きくなってからとか、受験
に受かってから等そのタイミングも今一つ
曖昧なわけです

その中で、親や子供の方が夫の不倫を察知するのは全然不思議な事ではない


現に私の相談者は、親や子供さんの方が先に不倫に気が付いたり、質問する
ケース
あるわけです
そう考えると、夫の不倫を伝える事が悪影響と考えているわけで、伝えない事での
悪影響は全然考えていないのです
要は親や子供の知る権利を奪っているという見方を持つ必要があるのです
夫の不倫を悟ったり、聞いてい来る親やお子さんの心理は
『不倫か何かしていない、正月に会った時に何か違和感があったけど』
『パパが臭うんだけど、ひょっとして不倫してるでしょ』
とある程度確信があるから聞いているのです
その親やお子さんに対してごまかしたり、
『そうかしら、私は感じないけど』
『そんな事ないよ、パパは忙しいから遅いだけ』
とうそをついていては、親とか子供との親子関係にも不信感が出るのです

親からすると、自分の娘が不倫に悩んでいれば毎日心痛めるわけです
子供さんからすると、両方の親に裏切られたという感覚になるかもしれない

その状況こそが悪影響だと考えなければいけないのです
自分の親や子供に、しっかりと目を見て真実を話す勇気がいるのです
もちろんタイミングも大事ですが、言う前に聞かれる事もあると心の準備をする位
の話なのです
夫の不倫では多くの相談者が、親や子供さんとの親子関係の深さを感じます
その中で、夫と自分の関係ばかりを考えていた自分から、親や子供と自分の関係
最優先させるのです
夫にどう思われるかではなく、親や子供にどう思われる自分なのかを最優先させる
のです

そこに大事な事をすっかり見落としていた自分を、
『私は本当にどうかしていた、夫の事ばかり考えていて親や子供の気持ちを
全然
考えていなかった』
と戒めるのです

自分は誰の子供なのかとか子供は誰の子供なのか、とい事を考えるのです
そのために、周りに聞いても答えが出ない事を聞いている自分をやめるのです
親や子供が今後生きていく上で『娘も強くなっている、親として安心してみている』
『納得するように頑張ってほしい、親として見守るだけ』とか


『母親に生き方を教えてもらっている』
『母が私に言った事、見せてくれた事が私の一生の基準』
『ママが頑張った事を私も忘れてはいけない』という事を本能的に覚えるのです

それを不倫の被害者である自分が、常に出す事が人生の一番大事な意義なのです
夫との夫婦の関係だけに、頭を囚われている場合ではないのです
これからの人生での親や子供との親子関係が、今の自分の行動や対応一つで大きく
変わる事を、しっかりと頭に入れなければいけないのです
私の多くの相談者が
『夫ではなく子供にどう思われているかを全く考えていませんでした』
『私にとって子供が命、子供に比べたら夫なんてどうでもいい』

という言葉が出てくるのです
夫の不倫は夫婦の関係よりも、その血族のつながりをしっかりと思い出す転機なのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。