夫の不倫は夫婦二人幸せの妄想を捨て自分一人の幸せを追う転機

自分一人の幸せ

公開日 2017年5月28日 最終更新日 2021年3月17日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、そもそも夫婦という
関係はお互いに幸せになるために一緒になっているはずです
その幸せになるべき関係が、現実は夫の不倫によって真逆になっているのです

『何で私にこんな事が起こるの』
『うそでしょう、あり得ないんだけど』
『信じられない、私は何をすればいいの』

と、まさに青天の霹靂という言葉がピッタリと合ってしまっています

しかし、その中で夢であって欲しいと願っていても、現実でしかないわけで

そこから何をどうするか全くわからないわけです

その中で実は一番大事な事は

‘夫婦の定義を変える‘

という事です

それまで、漠然とお互いに幸せになる関係と思っていた夫婦というものを変える

のです
どう変えるのか

カウンセリングでは、

『夫婦は生まれも育ちも違う男女の共同生活です、そこに問題が起きない方が
おかしいですよ』

と、やんわりと夫婦のイメージをお話していきます

何が言いたいのかといえば、夫婦で幸せになるのはお互いとか、一緒とは限らない

のです

現に夫はブス女に目がくらんで、妻を放置していても夫婦を続けようとしている
のです

このあほな男と自分が常に一緒に幸せになろうとする事自体、無理があるのです

そういうお話をすると

『でも私は夫婦を諦めたくありません』

という答えが変わるケースがあります

もちろん、離婚するかしないかは自分の自由です
したければすればいい、それだけの話です

しかし、それが嫌であれば別に夫と一緒に幸せにならなくても自分だけが幸せに
なって夫婦を続ければいいのです

『そんな事できるの、夫と自分が理解しあわないで夫婦なんてできるの』

と言う前に、今の今夫婦に相互理解があるのか考えるべきです

不倫している夫と自分でも夫婦をやめようとしていないのが現実です

そこに、夫婦という関係に過剰にいいイメージを持たない考えを作るのです

何かもし不測の事態が起こった時に、自分一人では心細いから一緒にいる人間が
一人いればいい、それが夫婦という位の意識です

下手に愛だの気持ちだのを求めているから、不倫が起こるとオタオタするのです

不倫にけじめをつけて、その後の夫婦の関係を極力最低限のつながりに削ぐ事で

自分の幸せが増える事に気付くべきなのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。