ブス女の手下の不倫夫に嫌われるのを怖がる情けない自分を捨てる

夫にすがる自分をやめる

公開日 2017年6月3日 最終更新日 2021年2月18日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫にとっての自分
という存在は何か、という事を常に考えてしまいます

『夫は私の事をどう考えているのか』
『私は夫に捨てられてしまうのか』
『夫婦として頑張ってきたつもりなのに』

という思いは出てくるはずです
しかし、そういう思いを言動に出せば出すほど夫は自分から離れていく態度を
出すわけです

『そういうお前の所が嫌なんだよ』
『オレはもうお前とは無理だから』
『絶対に別れるから、もう決めている』

と、とにかく妻にすがらせないようにするのです
その態度はどこから来るのかは想像もつかないわけです

とにかく自分が至らなかった、自分が優しくなかったという所に短絡的に考えて
しまうわけです

しかし、現実はそんな理由ではありません
私の相談者も結局最初は自分に原因を求めていますが、カウンセリングを受けて
その原因がブス女にある事を知ります

正直、最初は私の言う事に疑心暗鬼になっている相談者も少なくありません

『相手の女の人は夫に騙されているだけじゃないのかしら』
『夫が一人盛り上がっているのでは』

という思いがあるので、やはり自分が嫌われているという理屈を持っています
しかし、いろいろと真実を掴んでいくうちに、ブス女が夫を引っ張っている事
をハッキリとわかってきます

『女の人なんて言っていた自分が甘かったです、ブス女ですね』
『本当にブス女が夫を引っ張っていたんですね、私もやっと目が覚めました』

という言葉が次々と出てくるのです
その中で夫は本当にブス女のピエロ、伝書バト、子分に成り下がっているわけ
です

相談者である妻も、最初はそれをある意味信じたくないという気持ちがどこか
にあるわけです
自分にはあれほど強い態度を出している夫が、ブス女にはへコヘコしている姿
を見て本当に、そのギャップを信じられないわけです

しかし、それさえも夫に期待値やイメージを上げ過ぎていた自分がいると気付く
わけです
それ位、自分の夫を固定化しているわけで、相談者の交流をするとすぐにわかる
のです

『うちの夫のような旦那ばかりなんですね』
『私だけでなく、他の人も夫のイメージが世界一だったのですね』

という言葉が出てきます

そして、その中から自分たち妻が本当に世の中をわかっていなかった、ブス女を
わかっていなかったという思いが強く出ます

つまり、夫に嫌われると思っていた自分が本当に情けない、夫なんてかまっている
時間はない、ブス女に対して直接対決しなければ、自分が女としてすたるという
思いが出てくるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。