夫の不倫に〔非社会的行為〕を許さない思考が【妻の妻たるゆえん】を作る

妻の妻たるゆえん

公開日 2017年8月12日 最終更新日 2021年5月12日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫はなぜ不倫に
走ったのかという思いが相談者である妻には常に付きまといます

 

相談者は夫と自分の関係性から夫の不倫の原因を見ています

 

  • 『ハッキリ言えば私に魅力がないからかしら』
  • 『夫は私に愛情が無くなったのかも』
  • 『夫は私には何も思いを持ってくれていない』

 

という、自分への夫の思いが減少している事に頭がとらわれています

 

夫の不倫は夫とブス女がSEXしたくて接触した事にすぎない

 

 

しかし、夫の不倫の実態はそういう妻への思いうんぬんではありません

 

もっと単純で人間の本能としての行動でしかないのです

 

夫とブス女がSEXしたくて接触した事に過ぎません

 

どちらから仕掛けたというのはそれほど問題ではなく、不倫関係という事が
わかっている中で相手が寄って来て受け入れた、それだけの事です

 

そこに外面のいい人に良く思われたい夫と、自分に火の粉が被らないように
したいブス女の結託ですから、その卑怯な二人が自己保身で妻に責任を押し
付ける事位、平気のへの字です

 

夫の不倫という現実から目を背けていては自分一人バカを見る

 

 

  • 『うちの夫がそんな事するなんて』
  • 『私を裏切るなんてあり得ない』

 

と思うのは勝手です

 


しかし、現実から目を背けて自分一人バカを見ても、周りは

 

『自分で夫を信じたんだから仕方ないよね』

 

と言うだけです

 

そもそも夫を結婚相手と選んだ時から、誰でも自分に選んだ責任があるの
ですから、夫の不倫の時に妻としての責任がないはずはないのです

 

 

夫の不倫に妻として非社会的行為を見過ごさないという責任がある

 

 

では、その妻としての責任は何か

 

それは、

 

‘夫の非社会的行為を見過ごさない‘

 

という事です

 

他人であればそれなりの非難で終わりますが、自分の夫をそのままにして
いて妻として人生をどう過ごすのかという事です

 


夫という前に、人と接する社会人としてどうかという思考を妻が一番持つ

べきなのです

 

自分の夫であるだけで済むはずがないのです

 

妻として夫の不倫に妻たるゆえんを考える

 

 

夫には家を一歩外に出れば多くの関係する人間がいるわけで、その人たちに
迷惑をかけたり、裏切っているのです

 

そこを妻が一番意識するのです

 

自分が

 

‘妻であるゆえん‘

 

を誰が作るのか

 


自分が妻としてどうすべきなのかを自分で考えるのです

 

そこから夫婦をどう考えるのかが大事なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。