夫の不倫に〔盛った愛や気持ち〕で【隠した怒り憎しみ】を前面に出す

夫の不倫に怒りを全部出す

公開日 2017年8月25日 最終更新日 2021年5月12日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫への様々な思いが
詰まっているのが夫婦ですから、夫の不倫にすぐに毅然と対峙できないという方は
少なくありません

 

不倫は嫌だけど自分も悪かったと言えば夫とブス女が大喜びする

 

 

  • 『不倫はショックだけど、私にも悪い所があった』
  • 『私が夫には優しくなかったから不倫してもおかしくない』
  • 『夫は私を嫌だったのだと思う、子供にばかり手をかけていたから』

 

というような思いが出てくるわけです

 

その理屈で夫の不倫が起こったという話になると、夫とブス女は大喜びです

 

しかも、それが愛され妻を標榜するカウンセラーの話を聞けば、夫とブス女の悪事
を許さないという行動に出る人間は皆無に等しくなります

 

 

愛され妻カウンセラーはバカ二人の後援者でしかない

 

 

  • 『あなたがもっと優しくしてあげなければご主人はますます離れるわよ』
  • 『ご主人がかわいそう、あなたがもっと奥さんの愛情を出してあげるべき』
  • 『相手の女の人の事なんて考えてはだめ、ご主人に愛情を注ぐだけよ』

 

 

という言葉をこうして書いている今も、愛され妻カウンセラーはバカ二人の後援者
のような存在のようにしか見えないわけです

 

そもそも妻である相談者に、自分の気持ちや感情の奥底にある

 

‘怒りや憎しみ‘

 

があるはずです

 

その感情は正義感、倫理観、道徳観からくるものです

 

愛され妻カウンセラーに当たると正義感や倫理観をどこかに置き忘れてしまう

 

 

しかし、自分でそれを夫への愛情とか思いだけを優先させたり、相談相手が

 

‘不倫を見ざる言わざる聞かざるの愛され妻カウンセラー‘

 

に当ると、それこそ自分の世の中の人が持つ正義感や倫理観をどこかに置き忘れて
しまうのです

 

その中で現実が変わる事もないどころか、益々ひどくなるだけです

 

それを肌で感じた時に、感情の奥底にしまい込んだ怒りや憎しみが出てきます

 

『わたしがじっとしていても何もいい事はない』
『愛され妻なんてバカな事をやっている場合じゃない』

 

と、それまで何とか時間が解決しないかと甘い考えの自分の尻に火が点くのです

 

夫の不倫に心の奥にしまい込んだ感情を優先させる事が全て

 

 

そこにもっと自分が世の中の基準に合った感覚を持たなければいけないという危機感
が、それまで見ていなかった、また見るのを避けていたブログなどを見るのです

 

その中で私のブログを見て気が付く方も非常に多いわけです

 

そしてカウンセリングに来て夫やブス女の実態を探る、真実を知る事を怖がらない
自分を作るのです

 

私の相談者が

 

  • 『本当に無駄な時間を過ごしてしまいましたが、もうそんな事はしません』
  • 『やっと目が覚めました、本来の私を取り戻します』
  • 『世の中から大きくズレている夫婦になっていたんですね』

 

という言葉が出てくるのも、自分が心の奥にしまい込んだ感情を優先させている証拠
なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。