不倫夫の生き方で夫婦をやっていない違いを見せる妻のプライド

夫婦に妻のプライドをかけている

公開日 2017年9月8日 最終更新日 2021年3月3日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者に対し
夫の不倫にアドバイスを送っていますが、その中で相談者の中には

『夫を一緒に連れてきていいですか』
『夫にカウンセリングを受けさせたいのですが』
『夫にこの話を聞かせてわからせたいです』

という希望を話される方もいます
そういう方に私がまずお聞きするのは

『夫も納得しているのですか、それともただ連れてきたいと思って言っている
のですか』

という事です

私のカウンセリングでも、夫婦で来られる方用のメニューはあります
ただ条件があって、それは

‘両者がカウンセリングを希望している‘

という事です

しかし、やもすると妻側だけで夫を連れてきたいという事で夫婦同伴を希望

するケースが殆どです

つまり、妻側が

『夫には自分が言っても聞かない、私では無理だから第三者に言ってもらおう』
『夫には他の人からの話が一番耳に入るはず』
『私の言葉ではなく専門家からわからせた方がいい』

という意図が透けて見えるのです
もしこれが逆の立場であればどうか
アホなチキン夫が自分に

『離婚するから俺の良く知っている弁護士から話を一緒に聞け』

と言われて、素直に行く妻は殆どいないはずです

つまり、人間は強制させられる事には断固として拒否するのです
それは起こしている事自体は確かに不倫という最低な事ですが、そこに何かを
強引にわからせようとしてもいい結果を生まないのです

また夫婦の事を他人に預けている意識が働くのは、それこそ自分が真剣に夫婦

を考えていなhttps://youtu.be/FfGDm373Ubcいのです
不倫している夫が夫婦に真摯でない事は明白ですが、その夫に根負けしてしまい

『誰かこの人をどうにかして』

と、妻も言っているようでは、夫も妻も両者で夫婦を続ける意味がないという事
です

少なくとも、妻側には婚姻を続ける権利があり、夫は有責配偶者ですから、その

権利すらありません

その権利の有無という圧倒的な差があるにもかかわらず、持っていない夫の方が
威張っているというのは、持っている妻が舐められている証拠なのです

そこに大きな問題がある事をカウンセリングで理解してもらうのです

『ただ夫を強引に連れてきても意味がない、あなたが夫婦をコントロールする
ための作戦を立てるのです』
『不倫を認めない犯人を同席させてどうするのですか、あなたのすべきは夫と
陰に隠れるブス女の不倫を暴いて正す事ですよ』

という事を伝えます

相談者も、

『確かにそうです、私が逃げていただけです』
『私が人任せにしよとしているだけでした』

という言葉が出てきます

そこに初めて、夫と同じような考えで夫婦になっていない、人生をかけていると
いう自分をわからせてやるという闘志に火が点くのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。