不倫脳夫を生理的に受け付けない体にすがる頭を同期させる

言動を一致させる

公開日 2017年9月13日 最終更新日 2024年3月29日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、不倫脳夫に生理的に付けないのに、その夫にすがっている相談者に接して
います

 

その中で、多くのケースで自分の苦悩はどうすれば晴れるのかという答えを

 

‘夫が前のように普通の状態に戻ってくれる事’

 

というイメージを持っています

 

『どうすれば夫が不倫をやめてくれるでしょうか』
『私が何をすれば夫は元に戻るでしょうか』
『夫は私を前のように好きになってくれるでしょうか』

 

という心の叫びのような言葉を発します

 

しかし、それを起こさせるのは夫の突然の裏切りに他ならないのです

 

その夫の変貌に妻としては

 

『お願いだから元に戻って』

 

 

という懇願になるのは当然です

 

しかし、少し時間が経過してくると

 

『よく考えてみると何で私が謝らなければいけないの』

 

という思いが沸々と沸いてくるのです

 

しかし、依然として夫の事は

 

『前の状態に戻って欲しい』

 

 

と、言っている自分がいるのです

 

しかし、カウンセリングでそういう相談者には

 

『不倫した夫を前と同じように見れますか』

 

と聞きますと

 

『それは絶対に無理です』

 

と、殆どの方が即答です

 

つまり夫は前のように戻って欲しいのは確かですが、その前に自分の気持ちが無理
という事に気付いていません

 

だからこそ、頭の中と現実のギャップに苦しむのです

 

そこをカウンセリングでしっかりと整理をつけてもらうのです

 

『夫は夫の人格や生まれ育ちがあってあなたの知っている夫はその一部です』
『夫は一人の時間があって、そこで夫婦や家族とは別の自分を持っているのです』
『過去の夫にいつまでもこだわってはいけない、今の夫はアホなオッサンですよ』

 

という、夫教の洗脳の脱却です

 

この世界で一つの新興宗教は、どちらかと言えば信者である妻が教祖の夫を信じて
疑わないでいる状態から始まっています

 

つまり妻の中では、夫が世の中のルールになっているのです

 

そこに、生理的に受け付けない不倫が起こって、体が拒絶反応を起こしているのです

 

頭は洗脳されていても、体は嫌がっているのです

 

だからこそ、相談者は体重が10キロも落ちてげっそりするのです

 

安心して暮らせる状況を夫がいる事で生み出せないからです

 

その頭と体のギャップこそが、相談者の苦悩の原因です

 

夫を受け付けない体と同じように頭の中にある洗脳を解く事で、劇的に相談者の行動
に変化が出てきます

 

『こんなはなくそみたいな夫に騙されていたのかと思うと腹が立ちます』

 

という言葉が出てきた時には体の拒否反応が止まって、夫とブス女への毅然とした自分
になっていくのです

 

不倫夫とブス女に舐められるのは自分に甘く凜としていない自分

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。