カウンセリングで男性心理を知れば夫は絶対からチキンに変わる

カウンセリングで男性心理を知る

公開日 2017年9月23日 最終更新日 2021年3月4日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって人生の中で
夫の占める割合は大きいのは当然です
誰にとっても自分が選んで結婚した相手というのが夫ですから、その夫が不倫というのは
ショック以外の何物ではないのです

しかし、私が相談者と会ってお話しをしている中で感じるのは、夫にショックというのも
ありますが、

‘自分が選択を間違ったのでは‘

という事に頭が混乱しているという事です
つまり、それ位自分に疑いが無いという事です

『私ってダメな男を見抜けなかったのかしら』
『何でこんな人を選んでしまったのだろう』
『こんな事になるなら結婚しなければよかった』

というような気持ちになるのです
その気持ちの中で

『私の選んだ夫はこんな事をする男ではない』

と、自分の選択が間違っていないという事を証明したい、認めたくないというために
夫を何とか自分の方を向かせようとする力が働いているのです

しかし、現実は夫の不倫は起こっていて、一時的でもブス女に引き寄せられているわけ
です
その現実を受け入れるところからが全てなのです

それは自分の選択が間違っていたという事ではなく、夫を含めて人間なんて弱いもので
何かの誘惑に好奇心や本能で物事を外れてしまう可能性はあるという事です
それがたまたま自分の夫だったという事です

そこに潜んでいる、夫は正しい、夫はしっかり者、夫は間違いないという

`夫絶対主義`

をやめるのです

夫は不倫を機にして自虐に走っている自分がいます

そこにはもうまともな自分ではない、裏の世界を持ってしまったという、どこかで自分
をおとしめている心理があるのです

そういう状態の夫に、

『あなたはそんな事をする人ではない』

と言えば言うほど

『うるさい、おまえは俺の事なんてわかっていない』

と言うのは自然な反応でもあります

そういう夫の心理はまさしく

`体面を気にする`

という、殆どの相談者が夫の性格に挙げる特性が出ているのです

夫は妻にでさえも自分の恥部を知られる事を拒絶します

体面を気にするというのは、外部の人間だけではなく、身内にも当てはまるのです

相談者である妻に、自分の不倫を知られるとこれから家で一生白い目で見られる
思っているのです

それは外で信用失う事と同等の恐怖ですから、必死に不倫を隠したりごまかすのは
当然の行動でもあります

そういう男の心理を知らなければ、夫の立場だけ追いかけている思考ではわからない
事です
それをカウンセリングの中で相談者に理解してもらうのです

すると相談者は

『夫の立場ではなく男の立場で考えるとわかります』

という、見方を変えて考える事でクリアになる事が数多く出で来るのです
その視界を拡げる事で、多くの知恵や工夫を身に付けて不倫に対処する行動が出て
来るのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。