旦那の浮気に【変わるのも戦うのも自分】と知るのが木村泰之の相談者

自分が動く事が全て

公開日 2017年10月5日 最終更新日 2021年5月11日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者の心の中は
夫の不倫が発覚した当初は

 

  • ‘夫の不倫を穏便に終わらせる方法‘
  • ‘夫がまた元の通りに戻ってくれる方法‘

 

を必死に探しています

 

不倫しているオッサンを諭したり反省させる方法なんて存在しない

 

 

しかし、よく考えてみればわかる事ですが30~50代のオッサンを諭したり反省させる
方法なんて世の中には存在しないわけです

 

仮に夫が不倫をやめるとすれば社会的地位を失う危機があるとか、相手のブス女から
怖い思いをさせられるというようなシチュエーションです

 

有名人とか政治家などの不倫を見ても、週刊文春に掲載されて慌てて頭を下げたり謝罪
の記者会見をするわけです

 

自らの意思でやめているわけではなく

 

‘世間に知られた事によるリスクを負った‘

 

からです

 

夫は自ら不倫をやめてくれるはずなんて期待していてはいけない

 

 

そういうアホな人間の姿を毎日のように見ている中で、

 

『自分の夫は自ら不倫をやめてくれるはず』

 

という根拠のない自信というか妄想を持っているのです

 

そういう有名人でも何でもない自分の夫にも、ある程度社会的地位はあるわけです

 

不倫というのは夫と妻の問題ではなく、反社会的行為という捉え方が必要で、そこに
迷惑を被っている人が数多くいるのです

 

不倫は多くの人に迷惑をかけている悪事

 

 

両親や子供、親族一同、会社関係者、友人知人などにも少なからずの迷惑や心配を
かけているのです

 

その現実からチキンの夫はもちろん逃げていますが、妻も現実から逃げてしまうと
夫婦で人に迷惑をかけているという事になるわけです

 

人間は一人では生きていけない

 

夫もそれは重々承知ですが、勝手にブス女との快楽に周りの目が入らないようにただ
視線を逸らしているだけです

 

バカな事をやっている夫を一番近くにいる妻が現実的に見て対処する

 

 

もし自分の不倫が見つかれば

 

  • 『俺は会社をクビになるかも』
  • 『部長を裏切った事になる、本当に俺はもうだめだ』

 

という自分をわかっています

 

それ位、バカな事をやっている夫の状態を、一番近くにいる妻が現実的に見て対処
しなくて誰ができるのかという事です

 

目の前にある現実を忘れて、ネットの世界で対処を探している自分をやめる、それを
カウンセリングの中でしっかりと理解してもらうのです

 

『私が行動しなければ何も変わらない、それがよくわかりました』

 

私の相談者の誰もが口をそろえて出す言葉なのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。