旦那の浮気を不用意に姑に言えば親子の絆で不倫の擁護に回られる

嫁姑の関係

公開日 2017年10月7日 最終更新日 2021年12月13日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には自分の
心持ちを
誰にぶつけていいのかわからないという時に、思い浮かぶのが姑という
ケースは少なく
ないわけです

 

私の中ではもう夫を変えられないから義母に相談してみよう

 

 

相談者が夫に手を尽くして、もう自分でできる事はないと思い始めると

 

 

  • 『私の中ではもう夫を変えられないから、義母に相談してみよう』
  • 『私の知らない事を言ってもらう方がいいかも』
  • 『夫は親の言う事は聞くかもしれない』

 

という思いが出てくるのです

 

そして、実際に姑に相談に行くと

 

 

  • 『え、本当なのそれは、あの子がそんな事を・・・』
  • 『ごめんなさいね、〇〇さんに迷惑をかけて、折を見て話してみるから』
  • 『大丈夫よ、あなたはどっしり構えていればあの子は戻ってくるから』

 

 

というような反応が出てきます

 

それを聞いて最初は

 

『何とか協力してくれるかも』

 

という感覚も出てきます

 

〇〇さんにも悪い所があるんじゃないの

 

 

しかし、その後しばらくして話をすると

 

  • 『あの子にも話しをして見たけど、〇〇さんにも悪い所があるんじゃないの』
  • 『あなたたち夫婦の事はよくわからないから、自分たちで何とかして』

 

という言葉が出てきます

 

それは、姑と夫が話をした後からの態度というか対応がそう変わるのです

 

姑と夫は妻が知らない事をもちろんよく知っている

 

 

よく考えてみるとそれは当然の話です

 

姑と夫は親子関係ですから、妻が知らない事をもちろんよく知っているわけです

 

それは当たり前の事で、何か息子にトラブルがでたら母親としての本能が出てきます

 

から心のどこかで嫁が敵になるわけです

 

しかし、妻である相談者は夫よりも自分に味方してくれる、もしくは一緒に対応して
くれると勘違いして相談するのです

 

そこには姑から見た自分が敵になるとは思ってもみないのです

 

もちろん、姑が嫁に協力してくれるケースもありますがやはり少数です

 

嫁に何か相談を受けたら最後にはどちらの言う事を聞くのか

 

 

それは自分に息子がいて、嫁に何か相談を受けたら最後にはどちらの言う事を聞くのか
少し想像すればわかるのです

 

言い方を変えると、姑に話をするという事は夫婦間での被害者加害者という現実から、
加害者の助っ人を足す事になっても不思議ではなのです

 

そういう意味でも夫の不倫は様々な人間関係を読んで構築するきっかけになるのです

 

 

姑に自分都合で接していくと後で疎遠になりがち

 

 

そこを不用意に

 

  • 『義母に助けてもらおう』
  • 『姑はわかってくれるはず』

 

と、自分都合で接していくと後で

 

『あれから疎遠になりました』

 

という相談者を山ほど見ています

 

自分が決心して人生を一緒に進む夫の不倫にも、自分が絶対に諦めないという決心が
いるのです

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。