不倫夫の陰に隠れるブス女を同じ女として許さないのが普通の感覚

公開日 2017年10月31日 最終更新日 2024年6月13日

https://youtu.be/tN2AWuX98hI

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者とお話ししていますと
何かにつけて、おっかなびっくり生きている姿を目にするわけです

『私が下手に動くと夫に怒られないでしょか』
『夫の逆ギレが怖いのですが』
『夫には逆らえない自分がいます』
『夫が戻ってきてくれたらと思うと、もう少し待ってみようかと』
『夫を愛していますから、私が夫の嫌な事をするのが怖くて』

というような言葉が出てくるわけです
その気持ちはよくわかります
それまで信じていた夫を急に

『あなたは不倫している、絶対に許さないから』

と言って怒り爆発できる方の方が少ないはずです
しかし、よく考えてみますと夫の事を勘違いている自分に気が付いていない、もしくは
そう思いたくないという相談者の心理が見え隠れしているわけです

しかし、そもそも夫は不倫している中では、誰の事を大事にしているのかと言えばブス女
です
少なくとも妻の事は眼中にないようなパッパラパーの状態です
その中で夫の事に頭を取られているという事は

妻<夫<ブス女

という序列になってしまうのです
それでいいはずもなく、悪人二人の下に成り下がっているのです
そこに気が付かなければいけないのです

夫と自分の関係性だけを見ていると、その陰で大きな嫉妬とコンプレックスを持っている
ブス女にいいように翻弄されている夫の事を全然イメージできないのです

『夫の事は後でいいのですよ、ブス女の事は全然わかっていないわけですからとにかく
先にこの女の情報を掴むのです』

という説明をするのです
最初はよく理解できない相談者も、何を言っても変わらない夫を揺り動かす事に疲れて

『夫はもうどうでもいい、とにかくブス女を叩こう』
『ブス女を絶対に許さない』
『夫にはもう期待していない、期待していた自分が馬鹿だった』

という決意が出てくるのです
その中で、ブス女のイメージをしっかりと捉える行動をどんどん進めます
探偵を使う人もいれば、スマホを覗いてバカ二人の稚拙な会話を見る人もいます
それを知れば知るほど

‘ビビる自分が一番の敵‘

という事に気が付くのです
しかも本当にしょうもないブス女にバカな夫を通じて翻弄されていた自分に、

『同じ女として許さない、徹底的に叩きつぶす』

という覚悟が生まれるのです
そこには夫に気を遣うなんてあり得ない、どうでもいいという思いがセットになっている
のです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。