不倫夫にもブス女にも寛容な自分がお人好しでバカを見ている現実

お人好しの自分

公開日 2017年11月6日 最終更新日 2021年5月10日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の事をどう思って
いるのかといういう質問には、多くの相談者が何らかの答えを持っています

 

不倫されても夫にもブス女にも寛容な思いがある

 

 

  • 『とにかく不倫されて腹も立ちますがいてもらわなければいけない人です』
  • 『どうしても修復したい、ただそれだけです』
  • 『今でも愛しています、絶対に別れません』

 

という思いを吐露します

 

かたや、不倫のもう一人の共犯者であるブス女にはどうかと言えば

 

  • 『特に憎いという感情はありません』
  • 『その方も被害者ではないでしょうか』
  • 『夫に嫌気がさしていると思います』

 

というように、同じ不倫の加害者であるにもかかわらず、非常に捉え方が曖昧です

 

不倫されてバカを見ている実態をカウンセリングで説明する

 

 

結局夫にもブス女にも舐められているのが妻なのですが、一番寛容な思いでこの二人
を見ているいわゆる

 

`お人好し`

 

になっているのです

 

その状態を自分ではよくわからないものですから、第三者の私が説明するのです

 

その中で相談者が自分を責めたり、悩む事がどれだけ意味がないどころか全く逆の
行動を取らなければいけない事を理解してもらうのです

 

  • 『私一人バカを見ていたのですよね』
  • 『本当に腹立たしい、許さない』
  • 『絶対に謝罪させます、あり得ない』

 

という今まで全然感じていなかった感情が吹き出てきます

 

夫の内輪でぬくぬくと過ごしてきた現実から立ち向かう

 

 

その状態を誰もが封印したり、隠されている事で出す場面が失われていたのです

 

その相談者が感じていない事を感じてもらう事は、ある意味私の義務でもあります

 

それ位、避けては通れないという事を私しかわかっていないからです

 

相談者の平和ボケというか、夫の内輪でぬくぬくと過ごしてきた現実から立ち向かう
自分を作るのです

 

自分の成長がなければ絶対に納得のいく自分になれない

 

 

夫とは関係なく自分の判断基準を持つ事が、これからの人生で大きな意味を持つわけ
で、そもそもこんな事で自分の人生が狂わされるなんてあり得ないというのが普通
なのです

 

夫にもブス女にもいいようにされている自分では、仮にこの不倫が終わったとしても
自分の成長がなければ、絶対に納得のいく自分になれないとわかるのです

 

私の相談者が、時間の経過とともに自分が何をすべきか聞かなくなるのは、自分が
納得するには何をすればいいのかを考えて行動するからなのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。