〔不倫エセ教祖の夫〕の〔信者の自分〕を相談者仲間がお互い指摘する

相談者仲間に聞く

公開日 2017年11月15日 最終更新日 2021年5月10日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫には自分がいい妻を
しなければいけないという義務感を受け付けられてしまっているような状況が続くと
心身に異常をきたしてしまう自分がいます

 

夫の不倫に心身に様々な異常をきたす状態が出る

 

 

  • 『夫の不倫が始まってから体重が10キロ落ちました』
  • 『心療内科に行って睡眠導入剤をもらっています』
  • 『占い師にも見てもらって、今は動かない方がいいと言われました』
  • 『愛され妻マニュアルを読んで一生懸命やってアホみたいと思いました』
  • 『夫の親にもいろいろと気を遣ってしまい、ほとほと疲れています』

 

というような相談者の言葉が出てきます

 

それは当然の事で、夫の不倫に何も悪くない妻だけが心身を衰弱させているのです

 

こんなバカな事はないのですが、結局自分の事を評価するのは、この教祖にしている
夫です

 

不倫夫の言葉を聞く妻はまさに教祖と信者

 

 

  • 『お前がもう少し優しければ俺は違った』
  • 『もう今更遅い、俺はお前には気持ちはない』
  • 『俺の事はもうかまうな、お前はお前で生きてくれ』

 

という言葉はまさに

 

‘教祖が信者‘

 

に言うようなものです

 

それを聞いた信者は

 

『教祖に怒られた、私は見捨てられた』

 

と思い込んで、必死にすがるのです

 

その様を世の中の人が見ると

 

  • 『新興宗教って怖いよね』
  • 『あんな宗教に洗脳されたら絶対まずいよね』
  • 『何であんな宗教に入ったんだろう』

 

と、エセ教祖の教えを懇願して守る信者の姿を異様に思うのです

 

教祖の夫に従う信者がすべきは相談者交流が教えてくれる世の中

 

 

しかし、相談者である妻は密室の宗教のようなものですから、教祖の夫に従う
事しかできないのです

 

その相談者がしなければいけないのは

 

‘世の中を知る事‘

 

に尽きるのです

 

私の相談者がいろいろと交流をしてもらうのは、お互いに夫の信者だった事を
理解してもらうためです

 

『あなた夫の言う事なんか聞いてはだめ、いいようにされるだけだよ』

 

と、お互いに被害者ですが他の人の事は良くわかるのです

 

そのお互いを監視してあげる事で、第三者の客観的な思考を取り戻していく
のです

 

世の中のルールにのっとるためにも絶対に孤独になってはいけない

 

 

  • 『私は夫に騙されていたも同然、その夫はブス女に騙されている』
  • 『私はいつの間にか夫の言いなりになっていた』
  • 『私が夫を過信していた、それを周りの相談者が教えてくれた』

 

という事を心底理解していきます

 

その状況からしっかりと自分がすべきは夫に従うのではなく、世の中のルールに
のっとって動く事を悟るのです

 

『自分の事を自分でもわかっていないのが人間、絶対に孤独になってはいけない』

 

という事実をこれからの人生に忘れない自分を作るのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。