公開日 2017年11月27日 最終更新日 2021年3月2日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫に対しては
何かにつけて自分の事を責める自分が出てきます
それは
『私が今まで優しくなかったから不倫したんだ』
『私に愛想を尽かして、他の女に行ったんだ』
『私が関心が薄れていたからこうなってしまった』
というように、夫への愛情が足りなかったような錯覚になっています
しかし、私が夫だとすれば、妻のそのような考えは不倫を後押ししてくれる言葉で
しかないわけです
『怒られるのかと思ったら、俺にすがってきた』
『見つかってやばいと思ったら、急に弱くなったかラッキー』
『自分が悪いと思い込んでくれている、このままでいい』
と、自分の不倫を続ける上でこんなにラッキーはないのです
しかし、相談者である妻は自分を責める事しか考えつかないので、そんな夫の魂胆
を見抜けないのです
そして、そのままブス女との関係が深まって舐められてしまうのです
このパターンは本当に毎日のように私の相談者の話から見たり聞いたりするのです
その原因というのは、
‘本気じゃない自分‘
がいるからです
妻としても社会人としても人生にも本気ではないのです
つまり、夫に何かを助けてもらう事を前提とした
‘省エネの人生‘
を歩んでいるのです
それではどうしても弱くなるのは当然で、人生疲れるとか、大変な事は避けたいと
思うばかりに、本当に縮こまった自分になっています
そういう状況で夫の不倫なんて出たら何もできないですし、往々にしてそういう時
にこそ発生するのです
私は相談者に
『全力で生きていますか、省エネで生きても浮いたエネルギ-で10年余計に生きる
わけじゃないのですよ』
『疲れたとか、苦しいと言っている人ほど老け込みますから』
と、相談者にとって一番耳の痛い事を言うのです
それがなければ、相談者は発奮もなければ目が覚める事もないのです
そこから自分の持てる力を人生最後まで出し切る意識に変えてもらうのです
私の相談者が生き生きしているのも、全力で動く事を躊躇しなくなるからです
それまでの
『何かあったらどうしよう、不安だわ、怖い』
と言う自分から
『自分の力を出し切る事だけ考える、何かあってもその時に考えればいい』
に変わるからなのです
省エネで生きていても、恐々としているだけの自分です
常に自分の可能性や希望を拡げようと思えば、全力でやらなければ実現しないと
わかるのです
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