公開日 2018年1月15日 最終更新日 2021年5月9日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって夫の不倫
はまさにあり得ない事でしかないわけです
そもそも結婚した時には
- 『絶対に浮気しないでね』
- 『もし裏切った時には離婚だから』
- 『もうあなたを信じているから』
- 『あなたが一緒になるというなら私もその覚悟があるから』
というように、とにかく自分の人生を預けるような心境で夫との結婚を決めたはずです
目次
結婚した時の約束を破っている夫に唖然としてしまう
その約束というより、決め事は人生で一番真剣かつ反故にされる事などあり得ない事です
しかし、夫はその妻との誓いを破っているのです
妻からするとなぜあの約束を破れるのか不思議というか理解できないのは当然です
しかし、絶対的と思っていた夫も感情の動物ですから、
‘ブス女のエロ攻め‘
に妻との約束を破っているのです
優先すべきは夫との約束ではなく現実
そこに
‘まさか、うそでしょ、信じられない‘
を思っていても現実がそうなのです
そこに優先すべきは夫との約束ではなく現実です
もっとわかりやすく言えば、過去ではなく今とこれからを優先させるという事です
夫と自分の約束は言葉ではなく、戸籍を一つにした婚姻届けです
それがあるからこそ、相続や同居などの権利や義務がお互いに生じているのです
言葉だけであれば、そんなものは存在しません
しかし、今見る夫は揺るぎもない姿ですから、脳裏にあるプロポーズしている
夫の姿は、何も意味をなさないという感覚が必要です
人生には約束が約束にならない事なんて日常茶飯事
正直、人生でこれ位の事は起こるのです
世の中を見渡しても政治家の約束事や会社のルールや方針、行政の手続きやお店のルール
等は時間の経過とともに変わりますというか、約束が約束にならない事なんて日常茶飯事
です
それを自分の夫だけは自分との約束を守るなんて考える方が、周りから見れば
『それって都合よく考えすぎている』
と言われるのがオチです
それ位、自分の人生で絶対という事はないと思うべきです
それ位の思考の柔軟性というか、拡張が必要な世の中なのです
夫を絶対的存在にしている自分からの脱却
夫を
‘絶対的な存在‘
にしている自分を認めるのです
そしてそこから脱却する事も決意するのです
そもそも夫婦になって自分の事を守ってくれるのは戸籍です
夫の不倫はひ弱な自分をやめるチャンス
夫が人生ずっと自分の事を助けてくれる存在であるのが一番ですが、それも運の
ようなものです
それまでそこそこ幸せな自分がいたわけで、それを夫がおかしくなったら無理と思って
いるひ弱な自分をやめるのです
夫を絶対必要にしている自分が、自分の生命力を奪っている事実に気が付かなければ
いけないのです
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