公開日 2018年2月26日 最終更新日 2021年3月1日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者は夫の不倫をきっかけに
非常に強いストレスを受けている状態に陥ります
それは経験した事がない人でもある程度想像は付きますが、その想像をはるかに超えている
わけです
『夫の不倫がわかってから3か月で体重が10キロ落ちました』
『夫の不倫発覚後、心療内科だけでなく精神科にも行っています』
『もうママ友や学生時代の友人なんて会うのが嫌で全然会っていません』
という言葉からもわかるように、ちょっとやそっとのストレスではないのです
そもそも、体重が10キロも落ちるなんて人生でそうそうありませんし、もし落とそうとしても
『絶対に無理、せいぜい1,2キロが限界』
と思うはずです
それがいとも簡単にボクサーのように短期間で落ちるのは、食事がのどを通らないからです
食欲がないという事は、脳が他の事に集中しているのです
その他の事というのは、他でもない
‘夫は何を考えているのか‘
という一点です
それ位、相談者にとって夫の存在は自分の生死にかかわる程の存在です
しかし、その夫は妻の心労をよそにそれこそブス女と好き放題しているわけです
一方がアホで一方が弱っているという夫と妻の対比は誰が見てもいびつなのです
相談者自身だって他の人の不倫を見聞きすれば、弱る妻を
『奥さんは悪くないのに』
『ひどい夫、私なら絶対に許さない』
と言うはずです
それを考えた時に、何をしなければいけないかは明白です
体を張って夫を心配している自分をやめるのです
自分の事を一番大事にするのです
それは言い換えると、夫とブス女には徹底的に受けた理不尽を償わせるという事です
チキンの夫が吠えても大した事はないのです
ブス女を守ろうとすればするほど、チキンの子分っぷりを知る事になるのです
その人の道を大きく外れているバカな二人に、少々の事をしても意味はないのです
自分の生き方や人格をかけて、心配をかけている周りの人の分まで償いをさせるのです
それ位をしておかなければ、中途半端な対処では今後の長い人生で
『もっとやっておけばよかった』
と80歳の時に包丁で夫をブスっと刺すかもしれないのです
そうならないためにも、夫とブス女に受けた傷はその時にすぐにやり返す位の自分を作る
のです
そこにやり過ぎとか、自分が怖いとか思っている事自体がバカらしいと気付くのです
やらなかった事の方が全然後悔するとわかっているのが私の相談者です
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