夫の不倫に必要なのは何年も放置している【自分を手入れする】事

自分を手入れする

公開日 2018年3月5日 最終更新日 2021年10月28日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、何を言っても全然通用
しない
夫の態度を見て、半ば諦めの心境になる相談者は少なくありません

 

しかし、その夫への思いは減るどころか夫が嫌う態度を出せば出すほど執着が強く
なります

 

お前と俺はもう一緒にいても意味がない

 

 

  • 『お前と俺はもう一緒にいても意味がない』
  • 『オレにはお前の事はもう何も感じない』
  • 『いい加減オレを解放してくれ』

 

と言われて

 

  • 『私の事は嫌いになったの、どうすればいいの』
  • 『できる事は何でもするからもう一度チャンスをください』
  • 『あなたにとって優しくない奥さんでごめんなさい』

 

という言葉で夫にさらに距離を縮める自分が出るのです

 

それをまたはね除ける夫、という悪循環です

 

その状況をどう変えるべきなのか

 

恋人の時に浮気されたとしてその時の自分はどうするか

 

 

例えば、恋人の時に浮気されたとして、その時の自分はどうするか

 

  • 『速攻別れます』
  • 『絶対に顔も見ないでこちらから願い下げです』
  • 『あり得ません、すぐに別れます』

 

 

という感覚のはずです

 

それが妻になるとどうなのか

 

もちろん、離婚するという選択をすぐにしないまでも、

 

`あり得ない事をされている`

 

という事実は変わらないはずです

 

恋人から妻の立場になった事でも変えてはいけない事がある

 

 


それをされていている自分が、恋人から妻の立場になっても変えてはいけない
事が
あるわけです

 

そもそも離婚するのも、捨てるのも、見限るのも妻の方です

しかし、多くの方が

 

  • ‘夫に捨てられないか‘
  • ‘夫に嫌われないか‘
  • ‘夫に離婚されないか‘

 

 

と呆れるほど、真逆の事を考えています

 

なぜ考えるのかと言えば、あまりにも平和ボケなのです

 

地震が起こって私何にもできないと言っているようなもの

 

 

昼間家にいる時に地震が起こっても、真っ先に会社に行っている夫に

 

『あなた助けて、私何にもできない』

 

と言っているようなものです

 


遠くにいて何もできないのは夫です

 

自分が冷静になってその場でできる事をやらずに夫を呼んでいるようなものです

 

自分の体や頭を使わずに夫ロスを避けようとする自分に喝

 

 

自分の体や頭を使わずに、夫ロスを避けようとする自分に喝を入れるのです

 


自分が被害者なのに謝る、あり得ない事をあり得るようにしている自分に気が付かない
状況から、しっかり恋人の時のような自分に戻るには

 

`自分を大事にする事`

 

です

 

言い換えれば手入れをするという事です

 

大事なものは誰だって手入れをするはず

 

 

家電でも服でもカバンでも靴でも新しい時にはそれでいいですが、徐々にくたびれて
くれば、
修理や補修や買い替えをします

 

自分は買い替えできないわけですから、手入れを怠らないようにするのです

 

大事なものは、誰だって手入れをするはずです

 

それを怠っているのをやめるのです

 

手入れをしだせば、自分に磨きがかかって来る事に気付いて頑張れるのですから

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。