〔夫も自分も大丈夫〕なぜなら【今まで大丈夫だったから】を捨てる

今までの過信を捨てる

公開日 2018年3月6日 最終更新日 2021年5月8日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの方が自分の夫婦
には
疑いとか、心配を持つ事もなく生活している所に突然夫の不倫を知るわけです



自分の夫婦に心配や不安がないという事は、もちろんいい事です

 

夫は妻が安心しきっている所に不倫をしている

 

 

しかし、逆に言えばそういう中で不倫をする夫は演技ができるという事です

 

  • 『あいつはオレを信じ切っているから大丈夫』
  • 『オレが家で普通にしていれば見つからない』
  • 『オレが女を作っているなんて想像しているはずない』

 

という確信があるのです

 

夫はそういう演技ができる中で夫婦を続けているという実態を知って

 

  • 『信じられない』
  • 『ウソでしょう、そんなのあり得ない』
  • 「まさかあの人が」

 

という自分がバカらしくならなければいけないのです

 

第三者との接点を持たなければ夫の演技を演技と思わない

 

しかし、一人ではなかなかそうはならないわけです

 

そこに多くの第三者との接点を持たなければ、いつまでも夫の演技を演技と思わない
わけです

 

しかも、本当にしょうもない小学生でもしない演技という事を後からわかった時に

 

『こんなバカな男を信じていたの、何て私は愚かなんだろう』

 

と痛切に感じるのです

 

もちろんそんな思いはしたいわけではありませんが、私から言えば

 

『それ位自分の平和ボケを捨てなければこの先人生お先真っ暗ですよ』

 

という思いです

 

 

今まで大丈夫だったからを捨てる

 

 

とにかく

 

‘自分が正しい‘

 

とか

 

‘自分は大丈夫‘

 

という過信を持っている事に気付く事が最優先です

 

夫が絶対という自分でも思っていなくてもこんな場末の芝居小屋でもしない猿芝居に
引っかかっている自分がいるというのが現実です

 

『自分は大丈夫、夫は大丈夫、だって今まで大丈夫だったから』

 

という根拠のない理屈で生きてきて、それが根底から崩れていてもそれを捨てよう
としない自分を

 

`執着の弊害`

 

の塊になっている事に気が付くのです

 

自分の中に敵がいる事を知ってもらうのがカウンセリング

 

 

目の前に起こっているダメな事に、何も対処しようとしていない自分は自分が作っている
わけです

 

夫の愚行、その陰に隠れるブス女の執着を知るには自分が自分に騙されている事を知る
ところからです

 

カウンセリングですべきは、

 

`自分の中の敵`

 

を知ってもらう事が一番先なのです

 

『私は大きな勘違いをしていました』

 

という事に気付いてもらうのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。