公開日 2018年3月20日 最終更新日 2021年5月8日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者の悩みには
人に言えない事で増幅している事が殆どです
そもそも夫の不倫は自分が悪くもないのに、なぜ人に言う事で状況を変えるという意識
が希薄なのか
目次
夫婦を勘違いしている自分が自分を苦しめている
それは
`夫婦を勘違いしている`
からです
- 『夫の不倫なんて恥ずかしくて誰にも言えない』
- 『誰かに知られたらなんて言われるか』
- 『他の人に言ったら陰でいろいろ言われてしまう』
という恐怖心があります
その恐怖心の原因が、夫婦というか
‘夫と自分を一体化‘
させている勘違いです
自分が自分を敵にしている実態をカウンセリングで知る
夫は自分ではないわけですが、まるで自分が不倫をしてしまっているかのように世の中
から避ける自分を作ってしまうのです
そこに気付いていない相談者は、とにかく友人知人親族にも言えずに一人苦しむのです
その恐怖心は自分で作り出している事を知らなければいけないのです
自分が自分を敵にしている実態を、カウンセリングで知る方は少なくありません
孤独に苦しみ、とにかく誰かに聞いてもらおうと思って、相談に来た方に
- 『あなたは何も悪くないのですよ、悪いのは夫とブス女ですよ』
- 『誰が聞いてもあなたが苦しむのはおかしいと言いますよ』
- 『こんな事を一人ではどうにもできないのは当然ですよ』
と、一人苦しむのはやめてもらう事を促します
夫をかばうとか自分が悪いとか考える自と決別する
それを聞いた相談者は
- 『誰もそう言ってくれる人はいませんでした』
- 『誰かに言えば離婚を勧められるとばっかり思っていました』
- 『一人で悩むのはもうやめます』
と、夫をかばうとか自分が悪いとか考える自分と決別するのです
そこには、夫と自分の関係性が世の中から見るとかなりいびつになっている事を感じる
わけで、人の事はよくわかるけど自分の事はわかっていないという自分を知ります
そこにあるのは多くの人が陥る
`夫婦を勘違いしている`
という現実です
世の中の基準の行動が全てを変える
夫婦は絶対でもなければ一心同体でもない、2人の人間の共同生活でしかないわけです
一人がおかしな事をする事も珍しくないわけですし、自分を含めてまともと思って
いてもそうではない事もあるのです
仮に今まで大丈夫でも、これからいつどうなるかなんてわからないのが夫婦です
そこに気付けば、何か起こった時に自分がすべき事は
‘世の中の基準‘
に合っている行動です
それを可能にするためにも、孤独に入り込む自分をしてはいけないのです
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